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30代は起業に向いてる?独立起業を成功させるポイントとは(2/5)

30代が起業に向いている理由

30代は、実際に起業する人も多く、向いている世代であると考えられます。30代がなぜ起業に向いているのか、自身の状況や取り巻く環境などを見直してみましょう。
30代が起業に向いている理由を紹介します。

落ち着いて仕事に打ち込める

30代になると、20代とは違った落ち着きが出てきて、起業をするにも浮足立たず集中できるようになります。
地に足のついた考えができるので、リスクやデメリットも理解した上で安定的な事業計画を検討できるでしょう。
事業計画は、起業を成功させるための大切なものです。

20代までは、起業を考えていても、本分である学業や本業である会社員の仕事が忙しく、手を出せないこともあります。
しかし30代になると、社会に出て十分な時間が経ち、会社では一通りの仕事を覚え、仕事の楽しさを感じる余裕が出てきます。

こうした状況から、30代は会社員生活と並行しながらでも落ち着いて起業準備を進めやすく、開業後も事業に集中しやすいと言われているのです。
また、周囲からの目も立派な社会人、ビジネスマンとして捉えられます。そのような印象を与えられれば、起業後の営業や折衝がスムーズです。

知識や経験が培われている

30代といえば、10代で働き出した場合には社会人歴10数年、20代で働き出した場合でも約10年ほどとなります。
新入社員の頃からビジネスマナーや社会常識を身に付け、実務でも営業や事務、専門職であれば実践としてその業務経験を積んでいるでしょう。
30代は、そうした知識や経験が10年分蓄積された状態で起業できる世代となります。

また、冷静に今やっている仕事を見つめることができる時期でもあります。
将来にふと不安や疑問を考え、起業を検討する人が多くなるのも、これまでの経験を振返り、自分の本当にやりたいことや向いていることを見直すことができるためです。
起業したいと思った時も、若い頃の憧れや勢いだけでなく、経験に基づいて成否を判断でき、リスクを抑えることができます。

資金を準備しやすい

意識を持って貯蓄をしていれば、30代である程度の資金はできているでしょう。
融資の際の審査にも通りやすく、起業資金の準備もしやすい年代とされています。

起業をするには、ある程度の資金が必要となりますが、30代は他の年代と比較してもまとまった額の資金を集めやすいでしょう。

このように、30代は自己資金の準備も整っている可能性が高く、さらに外部からの資金調達の手腕も磨かれている可能性があります。
小資本の起業もありますが、十分な資金があればより良い経営につなげられます。30代起業に向けて資金を準備しましょう。

気力も体力もある

会社で働いている場合でも、30代といえば働き盛りです。
起業する際には、スタートの頃にハードな働き方をせざる得ないこともありますが、それにも耐えられる体力があります。



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