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メモリの最適化と自動化を意識するボウリング練習法

ボウリングを「言語化」していきます。
ボウリング初心者~中級者の方にとって読みやすい内容にしていければと思います。

テーマ”投げ方変な人はメモリの無駄遣い”

明らかに非効率な身体の使い方をしているのに上手い人っていますよね。(私も超非効率な投げ方をしています)プロの世界でもたまに見られます。野球のピッチャーは投球は十人十色でも明らかに非効率だなって素人目にでも分かる人って基本的に少ないと思いませんか?不思議なもんです。そのスポーツがどれだけ研究されてきたか、指導者がいるかって所がポイントではないでしょうか。結局楽しく投げられたらいいとは思うのですがこのテーマについて話していきましょう!


メモリの最適化を意識する

今回のお話はボウリングではハンターハンターでパソコンな感じの考え方をしようというテーマです。これがふざけてないんですよね。色んなスポーツに応用できる考え方だと思うので参考にしてみてください。

ヒソカの名セリフ「君の敗因はメモリの無駄遣い」が今回のテーマにぴったりだなと思ったのでよければそちらの方も調べてみて下さい。ハンターハンターだから有名ですかね?

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メモリってなんじゃい!とお思いの方へ簡単にご説明

漫画に例えられても意味分からんという声が聞こえてきそうなので真面目に進めます。メモリって恐ろしく端的に言うとパソコンの性能・スペックの話です。2種類あるんですが参考程度に書いておきますね。詳しくはご自身で調べてみて下さい。

①RAM(ラム)は「Random Access Memory」(ランダムアクセスメモリ)の略です。今回の話のメインテーマです。よく人が仕事するときの「机の広さ」に例えられるそうです。机広いといろんな作業しやすいですよね。
②ROM(ロム)は「Read Only Memory」(リードオンリーメモリ)の略です。要はどれだけ覚えられるかです。こちらも例を出すなら「本棚」といったところでしょうか。

今回はRAM=メモリという定義で進めさせてください。これを人に当てはめて考えていきます。


投球時のメモリ”RAM”について話していく!

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文字通り一度に人が考えられる量は限られています。ボールをもって構えてからリリースまで一体何個同時に考えられるでしょうか?実際に試してみて下さい。ちなみに私は2~3個ですかね。無理です。マジで無理です。考えながらしっかり再現性を高めるなんで超絶難しいですよね。

だからその人にとって、効率的で無駄の無い投球動作を作りこむことが大切だと考えています。


メモリを割り振る対象は?

メモリ大きさは人によって様々ですが、考え方の話なのでみんな「10」だとしましょう。ボールを実際に持って投げるとき考える要素は何があるでしょう?そしてそれにメモリをどれくらい割り振りますか?

私の場合
・スイング・体幹・ボールのホールド感・手とボールの位置関係・歩き方・膝の使い方・脱力感・投げる位置、、、

などなど上げるとキリがなりです。

簡単に10個以上は出てくると思います。メモリオーバーです。頭から煙でてくるやつです。でも考えないといけません。解決策は3つ。

①メモリ容量を増やす。
②メモリ内でこなせるように整理する。
③メモリを使用しなくていいように自動化する。(無意識でできる)

①ができる人はほんと天才だと思います。運動神経いい的な。凡人の私の選択肢は②か③なのでその内容について深堀りします。


メモリ内でこなせるように最適化する

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この作業はかなり重要だと思います。かつ自分の思考を整理するだけなので一番お手軽だと思います。

何個も考えることがあるが、ある程度まとめて、要点を絞る(これができればある程度OKみたいな)ことで整理し、考える量を減らします。

私のメモリ「10」の振り方
①コントロール(スパットとフッキングポイント)に5
②体幹を保ち歩く(安定した投球にするため身体の軸に気を遣う)ことに3
③スイング(腕と手の柔らかさ・しなやかさ)に2

で基本割り振っています。コントロールが最重要なので自動化ができていても意図的に意識します。安定した体軸からしなやかなスイングができれば力強い投球ができるので投球に関しては最重要な2点に残りのポイントを割り振っています。

ポイントを振る量が増えれば増えるほど質が上がるので、いろんなことを自動化して、メモリの節約をしたり、項目数を減らす事できればベストですが、自分のスキルと相談して最善の振り方を考えましょう。人によって違うので面白いスポーツですよね。


メモリを使用しなくていいように自動化する。(無意識でできる)

結局のところいろいろ考えたところで限界があるので自動化はとても大事になってきます。考えなくても出来ればメモリを割かなくてもいいので自ずと質を上げられます。

苦手なもの、強く意識しないとできないことがあればそれだけメモリを割かれるのでこのポイントに練習が必要になってきますよね。練習の考え方についても言語化したのでその記事を参考に活用してみて下さい。

まとめ

ここで投げ方に10振っているんじゃないかという特殊な投げ方をしているのにコントロール抜群なプロを見るとメモリの無駄遣いすごいなと思うわけです。この人がもし効率を重視して洗練させていたらPBAでも活躍できるさらに高いレベルに行くんじゃないか?とか思いながら見たりしています。誰とは言えませんが(笑)

難しいことを考えてパンクするより、思考を整理して自分のメモリを最大限活用できる方法を考えた方がいいというお話でした。以上、こんな感じでつらつらと記事を書いていこうと思います。結局のところ一緒に皆で楽しくボウリングができたらいいねってnoteです。

この記事は結構真面目に書いたので「よかった」「参考になった」と思ってくださったそこのあなた!ぜひコメントで感想や質問を残していってください!よろしくお願いします!


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