野生生物写真の面白さ
こんばんは、ぶっくんです。
今回は生き物の話ですが、少し別の観点?の話です。
みなさん、写真撮影は好きですか?今では誰しもが持っているスマホにカメラ機能がついていますね。画質もだいぶいいですし、常に持ち歩いていて、いつでも取り出して普通の写真(標準域)なら誰でも綺麗に当たり前に撮れる時代ですね。
私は職業柄というか趣味というか…やはり写真も生き物ばかりなんです。泣
実はここで初めて話すことなのですが学生時代業務委託でスクールフォトをやっていました。運動会や卒業式、遠足などを撮影するカメラマン、学生の頃いませんでしたか?あれです、あれをやっていました。
単価が良くてカメラの技術が上がって、楽しく稼げると、一石三鳥のバイトでした。
そこで培った技術で大好きな生き物をたくさん撮影してきました。
今回は動物園水族館写真と野生動物写真のうち、野生動物写真の方の話をしたいと思います。動物園水族館の方はまあまたどこかで書きましょうかね。お楽しみに。
野生動物写真の面白さは、なんの生き物に出会えるかわからないワクワクがあります。動物園ではマップを見てそこに行けば目的の生き物を見ることができ、写真を撮れます。しかし野生では分布などを詳しく知る場合を除いて何に出会えるかは時の運です。そしてもう一つ決定的に違うのは背景がその生き物のありのまま暮らす環境になることです。これは動物園では決してできないものです。そして良くも悪くも距離感が重要というところです。生き物にもよりますがかなり近寄れる生き物は近寄れて色々なアングルからの撮影が可能な一方、鳥など警戒心の強い生き物はバズーカレンズを持ち警戒されないようにしながらアングルや構図を探して撮影する必要があります。
ちなみに私が使うカメラはCanonのシリーズで以下のカメラ機材を所有しています。その中でも特に生き物の撮影に使う2本のレンズとカメラの写真を載せておきます。
最近ではミラーレスカメラが時代を走っているのでお金が貯まれば乗り換えたいのですが…会社よ、飼育員の給料を上げてくれ。w 切実に願う。
カメラ:Canon 6d mark2、Canon 5DS R
レンズ:EF 100mm f2.8L MACRO IS USM、EF100-400mm f4.5-5.6 L IS USM、EF24-70mm f2.8 L Ⅱ USM、EF 50mm f1.2 L USM
そして以下にいくつか作例を載せます。
いずれも野生個体を撮影したものです。
いずれもそれぞれの生き物が暮らす背景がわかる写真ではないでしょうか。
私は特に図鑑的な記録写真よりその生き物のありのままの姿やクラス世界がわかる写真をモットーにしています。餌を食べていたり、求愛したり、寝ていたり、生き物の目線で彼らのありのままの姿をカメラに収める楽しみはなかなか他では味わえない楽しみだと思います。
一眼レフカメラは操作方法など始めるにはハードルが高い部分があったり、値段が高いものもありますが、それでも絶対にスマホよりもいい写真が撮れます。誰もが当たり前にスマホについたカメラを所有しているが故に不要だと感じてしまっているのかもしれませんが、一眼レフカメラはこうした写真を楽しくよりよく撮る上で必要なものだと思います。
もし生き物写真に関心がある人はぜひ一眼レフカメラの購入をお勧めしたいですね。そして生き物がいそうなところをカメラを持って歩き回り、写真を撮る楽しみだったり、好きな生き物を追いかけて自分だけの写真に収める楽しみを味わってください。