見出し画像

幸せの定義

「幸せにしてあげる」


もし、あなたが独身者で
お付き合いしていた相手から
そう告白されたとします。

「嬉しい‼︎」と喜び、
感謝と共にストレートに
受け入れる方もいるでしょう。

でも、

「なんで上から目線?!

腹が立つ!ムキーッ!!

私の幸せを
あなたの物差しで
勝手に測らないで‼︎」


なんて言ってしまう人も、
世の中には居るかもしれません。

私自身、

この言葉の魔法に 

魅力を感じた頃も正直ありました。

かなり過去に遡ります…

私はまだ独身で

学生の頃の話ですが
大切な人から贈られて
女子が大抵喜ぶであろう
アクセサリーの中で

指輪=首輪


このイメージがなぜか強く、
束縛を嫌う私のおかしな性分が

「指輪なら要らない」とハッキリ伝えて、
大切な人を傷付けてしまうという
若気の至りな時期もありました。

その後、

職場や友人など、
周りにいる同性の中では
結婚願望が薄かった私。


一時期、新築賃貸マンションの
一室で二人暮らしをしていた
2歳年上の幼なじみ♀が、

バツイチだったというのも
少なからず影響を
受けていたのかもしれません。

そんな時に、
私の中で大きな出来事が
起こります。

実父の死でした。


元々心臓を患っていて、
アルコール飲めないのに
ビールっ腹の
典型的なメタボ体型の父。

私が中学生、高校生と、
父が外出先で救急車で運ばれては

家族で病院へ駆けつけて…というのが、
2回ありました。

動脈硬化、心筋梗塞、高血圧…
糖尿病は無かったけど
成人病のオンパレード。


その時に病院の先生から
「長生きは出来ないです」
言われていたので、

社会人になり何年も経ち
責任ある職務に就いていた
25歳の5月末…

3回目に父が倒れた(亡くなった)と
兄から連絡があった時、
どこかで冷静な自分もいた。

門限があった実家での生活から、
たとえ女二人暮らしとは言え
家を出るのは反対されると思い、

事前に母には伝えていたが
父には物件も契約も全部決めてから
伝えたら…

「自分の人生なんだから
やりたいようにやりなさい」

死期を悟っていたかのように
父があっさり認めてくれたのは

当時は不思議だったが、
今では何となくだが想いを察する事が出来る。

家族ぐるみで付き合いのある
幼なじみ♀と二人暮らしして
まだ一年も経っていなかった頃に、
突如訪れた

父との最期のお別れ


その後、私自身
がむしゃらに仕事に
打ち込むことで

母には元氣で頑張っているから

私は大丈夫だと、

安心させていると勝手に思い込んでいた。

父の死を悲しむ余裕すらなく
仕事から終電で帰宅する事も
多かったある日…

ついに体調を崩してしまった私。

母から「(実家に)いつ戻ってくるの?」と
言われて、

結果的に実家の近くに住みだして
しばらくしてからのことだった。

父がもうこの世に居ない現実と
イヤでも向き合うことになり、


食事もまともに食べられない。

寝てるのか寝てないのか

分からない。

だんだん睡眠リズムもおかしくなる。

二人暮らししていた幼なじみ♀に
その前の年の誕生日プレゼントで貰った
「アロマテラピー入門者」向けのような
アロマランプとアロマオイルプレゼント。

心が少し落ち着く氣がした。

これが、私の将来を左右するとは
その時は微塵も感じていなかった。

出社拒否を重ねて、
誰にも会いたくない日が続き、、、

それでも幸い、

人には
恵まれていたので

外の空気を吸う機会を
作ってくれる同僚や家族、
わざわざ会いに来てくれる
恋人もいました。

その後、会社や上司との交渉の末
ポジションを下ろしてもらい
職場復帰してから、

父のお葬式にも参列してくれた
恋人ともお別れする事になり、

また新たな出逢いが生まれたのです。

今の主人です。


その前に結婚を前提とした
お付き合いを始めて間もない方も
実際は いましたが、
お互いの仕事が忙しくて
会えない日が続き…

結果的に
お別れする事になります。
(途中から出逢った主人とは
まだ友人関係だった頃のことで、
正式にお付き合いを始める時に
双方納得して清算済み)

今あなたの周りにいる
大切な家族、友人、恋人。


私の隣にいる家族が

「幸せ」のカタチだとすると…

感情として
自然と湧き上がってきた

「幸せにしてあげたい」


生まれて初めて心からそう思える相手が、
主人で、その人が喜ぶ、望むことを
叶えたいと思えた結果なのかもしれないです。

前世で何かあったとかは
分からないけど、

なぜか私が人生を共に歩み、
支えたいと思ったのは事実

ただし、自慢じゃないけど
私はまったく主婦業に
向いていないんです。

頭の中を改めて整理すると…

私が結婚相手に求めていたのは
一般的な男性方が

嫁に求める
それと同じかもしれません。


1.基本的な家事が出来る

2.子供好き

3.仕事と家庭の両立


それを満たしたのは、
主人でした。

補足すると、
お義母さんは
元保育士さんで
現役 調理師。

THE良妻賢母
素晴らしい方☆

初めて主人の実家へ
ご挨拶へ伺った際、

お義母さんの手料理に
胃袋を掴まれたのは
この私でした。

本当に申し分無かったです。

…以上、ここまでは

昨年の2月に書いた別ブログからの抜粋

ここからは今の私の考え。


結局、「幸せにしてあげたい」って

思う氣持ちは大事。

でも、

自分を犠牲にして…と言うと

大袈裟に聞こえるが、

相手を喜ばせる事が

自分の喜びだとばかりに

相手のために動いてばかりでは、

それはいつか

自分の氣持ちを

見失う事になりかねない。

そう気付いた

2021年1月20日の朝。

https://music.youtube.com/watch?v=JAMNqRBL_CY&feature=share

画像1


現在、成長途中。まだまだ進化し続けます!サポートよろしくお願いいたします!