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今日は天皇誕生日。
なので昨日週明け1日だけ出勤してまた休み。
この前の金曜に引き続き2営業日連続で休日前日出勤になった。
若い時、特に最初の配属先であった難波勤務の時は本当に休日前夜はウキウキしたものだ。
夜更かしはもちろん、遅くまで飲みに行って、そのまま近くのビジネスホテルによく泊まったりした。
最も想い出深いのが昭和64年1月6日金曜、同僚や先輩と遅くまで飲んで、そのまま泊まり、その翌朝、外に出たら、御堂筋沿いの銀行等に半旗が掲げられているのが見えた。
それで初めて昭和天皇が崩御されたのだと知った。
理由は忘れたが私だけそのまま自宅に帰らず土曜日なのに会社で仕事をしていて休憩室の小さなテレビで当時の小渕官房長官の「平成」発表を見た。
頭ではわかっていたものの昭和は西暦同様、終わらないような感覚があったので、改元に対する違和感は半端なく激しかった。
そのことは鮮明に憶えている。
その数ヶ月後の平成元年3月31日金曜、年度末というのもあったのだろう、同じように飲んで泊まって、翌朝、朝食のため戎橋筋のマクドナルドに入ったらいきなり消費税を取られてビックリしたことも鮮明に憶えている。
いずれにせよ金曜の夜は必ずと言っていいほど、難波心斎橋界隈で大阪弁で言う「いちびっていた」のである。
当時の有り余る体力と少な過ぎた知力を1週間で使い果たしていたからその反動なのであろう。
それが年を経て結婚したり会社での地位も上がったりして、時期によって凹凸はあるものの、概してそこまで休みの前日が嬉しいよう感覚はなくなってきた。
むしろ休日の方が1人悶々と仕事のことを考える時間も増えたので、嬉しいとか楽しいとか単純には思えなくなったのだろう。

それが今この瞬間はあの当時のように、休日前夜は先週の金曜や昨夜のように純粋に嬉しい気分になれるのだ。
かと言って昔のように何人か連れ立って街に繰り出して朝まで…なんてことはしない。ただ只管、心が軽やかになるのだ。

昨日は朝から意外と忙しくて5つの会議と資料作りに没頭した。
ここ数年自分自身で資料を作るなんてことはしてこなかったが、今の職場では自ら作らないといけないパーツがあるようなのだ。
部下にやらせるようなやり方に変えてもいいが、とりあえずは一旦できるとこまではやってみようと。
作ると言っても複数の出来合いの資料を組み合わせて少し加工するだけなのだが、その元資料の格納場所とかがバラバラで探すだけでも一苦労。
それらを「貼っ付け、引っ付け」してるだけで目がショボショボしてくる。
出向元ではずっとそうしていたし、ここでも求められていることは自分が資料を作ることではなく、それを理解し説明でき、かつそれによって戦略や作戦をたて実行することだ。
しかし「作る」からしないといけないので今は中身まで頭に入ってこない。
数ヶ月もすれば貼っつけてる間に内容も頭に入ってくるだろうが今は体裁を整えることが最優先で、それに数時間もかかってしまった。
昨日は、と言うか昨日も、絶対に早く帰ろうと思って人より早く出勤したのに、そんなことをしていると、結局17時過ぎに。
なのでひと段落ついた時に慌てて退社した。

駅まで歩きながら少し思案し翌日休みだし、友人に頼まれていたこともあったし、「そうだ京都、行こう」ということで「会社帰り『初』京都散策」へ。
散策と言って通りを少し歩いただけだが…。
京都から地下鉄に乗り四条烏丸へ北上。
地上に出てそのまま烏丸通りをさらに北上し、ここへ。
京都限定エコバッグを頼まれてたので来た。
店の作りがお洒落。

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〈Dean & Deluca Market Store 京都〉
そのまま1人でここで何か食べて帰っても良かったが、まだ黄昏時でもあったので、南下し烏丸通りを東に折れ、四条通りを烏丸から河原町へ歩いた。
そこで年に1回か2回来る昭和レトロな飲み屋へ。
ここは休日の昼しか来たことなかったが夜も定食をやっていたのでつい…。食い過ぎた。

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〈京極スタンド〉
さっと食って飲んで店を出てもまだ18時15分くらい。
そして京都からの会社帰りとしては初めて「阪急電車京都線」に乗る。
しかしこれが良くなかった。
誤解のないように言うと私は日本で最も好きな電車は「阪急電車」だ。
特に「神戸線」と映画にもなった「今津線」は想い出の地でもあり、一時期住みたくて住んでいたこともあったくらいなので今でも大好きだ。
しかし、昨日のようなシチュエーションだと、京都から大阪まで、時間がかかり過ぎて疲れるのだ。
河原町駅出発、阪急梅田駅着で46分。
確かに休日に京都に遊びに来て、帰る時、大概疲れて阪急電車では寝てしまう。寝てしまうほど時間がかかるのだ。
そこで改めてJR西日本の「新快速」の速さが凄いと感じる。
たった30分だから。
しかも間に「高槻」と「新大阪」しか止まらない。
惜しいのはJRは京都の華やかな街並みには通ってないことだろう。
次回、機会があれば帰りに「京阪電車」にもチャレンジしてみようとも思う。
それでもやはり私個人の快適さだけを言えば「新快速」には勝てないのだろうなと思うが。

とにかく数えて出勤14日目、引き継ぎではなく通常業務としては6日目で短い時間ではあったが、念願の「会社帰り京都散策」をウキウキした気分で少しでも遂行できたことは大きい。
これからこれこそが新たな『日常』になるのだ。

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