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年収1000万夫が駐在夫になる話 第1回

さて、noteというものも初めて書くわけだが、まずは簡単に自分たち夫婦の紹介と現状について書いてみようと思う。

まずは超簡潔に社会的ステータスから。

夫(自分)
・30代前半
・ITベンチャー幹部社員
・海外四大卒


・30代前半
・某大手日系企業 中堅社員
・国立大卒

昨年マッチングアプリで出会い、今年無事に結婚した、わりとホヤホヤの新婚夫婦である。
お互いに年収は1000万程度、いわゆる「パワーカップル」と呼ばれるやつだが、まぁ今の日本経済からしても、自分たち自身では「弱小パワーカップル」と皮肉っている。
都内のそこそこいい場所の狭い2LDKに、家賃20万超を払って気ままに暮らしている。

お互い今の会社で今の調子でそこそこに頑張っていれば、この先もそこそこの暮らしはできるのかなと思う。

ただ、お互いに海外経験が人並以上にはあることもあって、どうしても今の日本に未来は見えない。だから、周りにいくら無駄と言われても、家を買わずに賃貸生活しているのも、いつでも日本から出ていってやるんだという気持ちの表れなのかもしれない。

そして今、妻の海外駐在の話が現実味を帯びてきたのだ。

結婚する前から、妻からは「海外に行けるチャンスがあると思う。そのときは一緒に行きたい。」とは言われていたが、もちろん応援する姿勢は見せたうえで「具体的な話があがったらその時考えよう。」と話を濁してきた。
そりゃなぜかって、包み隠さず言えば、男のプライドみたいなものがあるし、今の仕事もあるし。もともと結構仕事人間な自分が仕事をやめてついて行くという選択肢は正直当時は考えられなかった。

結果的に、2025年ごろから妻は駐在に行く予定で、自分(夫)は仕事を辞めてついていくという方針で夫婦間では結論が出ている。

どうしてこの結論に至ったか、結論に至るまでにどのような議論や葛藤があったかを次回以降詳しく書いていこうと思う。

「駐在妻」や「駐妻」という、あまり聞き心地が良くない言葉はすでに人口に膾炙していると思うが、日本人夫婦で「駐在夫」「駐夫」というのはまだあまり多くないんじゃないか?でも、これから結構増えるんじゃね?と思ったので、後世のために記録を残すとともに、仲間に出会いたいと思っている。

第2回に続く


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