色に想いを重ねる
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色に想いを重ねる

中央軒煎餅 ‐1923年創業-

「白」と聞いて、みなさまはどのようなものやことをイメージされますか?

神聖な白

古代の日本人にとって、白は純真無垢で潔白を表し、神事に関係ある神聖な色として特別な存在でした。神主や巫女の基本の服装は白衣、白袴であり、神具の土器は白、神棚も白木作りと白で統一しています。この伝統は現在にいたっても変わっていません。

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神社の注連縄(しめなわ)や玉串で使用する白い紙を「紙垂(しで)」と言います。神聖であることを示す印で、悪いものを寄せ付けないためについています。家庭でも神棚やお正月の飾りについています。紙垂は昔は木綿を使用して作られていましたが、今は和紙の半紙や、美濃紙、奉書紙などが使われています。

紅白に想いを込めて

現代でも贈答品を包む際に熨斗紙(のしがみ)や掛け紙を巻いていますが、これも何百年も前、神前に奉納品の作物や魚介類を包んだことが発祥です。「想いを白い紙に込めて贈り物をする」という心づかいを大事にしてきた大切な日本の文化ですね。

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日本では古くから、日常【ケ】と非日常【ハレ】を区別する傾向があり、紅白は、ハレ【非日常】を象徴していることが多かったようです。紅白の由来は、ハレの日の食べ物として赤飯を炊き、白い餅をふるまう習慣から、「紅白はめでたい」という概念を持つようになったという説や、人の一生を表す色という説、白無垢の裏地を赤くした「赤ふきの白無垢」の花嫁衣裳からきているという説などたくさんの説があります。それだけ、紅白に対する想いが日本人にはあるということなのかもしれません。

白は何にも染まっていない色。これから、色々な色に染まることができる、たくさんの可能性を持った色。そして赤い色は、情熱や決意の象徴とされるエネルギッシュな色です。

2022年、中央軒煎餅の真っ白なお米からうまれたおかきが、どんなたくさんの笑顔を生み出し、ワクワクする色を作っていくのか、どうぞ楽しみにしていてください。

中央軒煎餅 ‐1923年創業-
おかき革命!まもなく創業100年を迎えるにあたって、これまで大事にしてきた伝統的なおかきづくりを継承しながらも、新しいおかきの時間を提案していきたいと考えています。【公式HP】https://www.chuoken.co.jp