2017年就活を振り返る

会社の研修制度を使って、今月から1年間の中国駐在です。この経験が今後どう生かされるのか、生かされないのか、このまま同じ会社で働くのか、転職するのか、
将来的にどこでどんな人々と働き生活を送るのか、など分からないことだらけです。
周囲の人はこの状況を、色んな可能性が広がっているね!と好意的に捉えてくれています。また、私自身、貴重な経験を得るチャンスをくれた会社に対してとても感謝しています。
とはいえ、私はそもそもなんでこの仕事してるんだっけ?なんで中国赴任を希望したんだっけ?となることも。一旦自分の思考を整理するためにも、何で今の会社に就職したんだっけ?というところについて、思い出しながら書いてみようと思います!

エントリーした業界は、化粧品、アパレル、旅行、航空、百貨店、ホテル。
我ながら、どんなタイプの学生だったかイメージがされやすいだろうな、と思います。単純に人気業界というのもあるとは思いますが。
就活の軸を質問された時は、「生きるのに必要不可欠ではないけれど、暮らしをワンランク豊かにするモノやコトを提供したい。」と答えていました。ただ、これはオフィシャル用で、実際は「何となく女性がキラキラしてるイメージの会社」を選んでいました。

とある会社の合同面接でのこと。順番的に私の一つ前の女子学生に、お決まりの「就活の軸は?」が投げかけられました。その子が、私のオフィシャルじゃない方の軸である「キラキラ〜」を答えたところ質問した女性面接官があからさまにため息をつきながら、「実際は泥臭い仕事の方が多いですよ、そんなイメージだけでこられても」みたいなニュアンスで返していました。
この時、一瞬ん?と思ったのにその時はなぜそう思うのか言語化できず。
就活がひと段落してからあれってやっぱり何だかなあと思うことが何度もありました。
今でも言語化は難しいですが、あえて言うとしたら「まだ働いていないのだから、実際泥臭いかどうかなんて知るわけなくない?むしろ現実とは乖離があってもキラキラしたイメージを持ってもらえているのは企業にとってはプラスなのでは?
だいたいして、社員であれば多かれ少なかれ自社のブランディングイメージは共有してるはずじゃないの?」といった感じです。
また、イメージで企業を選ぶのはダメで、純粋に仕事内容や成し遂げたいことをしっかりと定めた上で就活をしなければならないというのもおかしいと思いました。(この面接官はそこまで言ってません。)

話を元に戻します。なんだかんだあったものの最終的にはオフィシャルの方も本音の方も就活の軸をブラさない形で今の会社に就職が決まりました。上述した業界のうちの一つです。入ったら、それこそ全然キラキラじゃないし泥臭い!それでも今の会社の好きなところは、社員の多くが外向きには自分たちをキラッと演出しているところです。

こうやって振り返ると、結局自分は、他人にこう見られたい!みたいなものが強いのだなと実感します。良いか悪いかは別としてです。今回いただいたチャンスにしても、1年後どういう人に見られたいかを考え続けることで答えは出てくるのかもしれません。

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