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飛行訓練【ライセンス限定解除編②】

この記事の目的

この記事は、私が陸上自衛隊を退官してから、エアモビリティ業界のスタートアップ企業に勤めながら、パイロットとして再起動していく軌跡をここに残し、自分と同じような道を辿る人達に航空業界返り咲きの可能性を感じてもらうことを目的としています。

と、かっこよく描きましたがいわゆる飛行日誌(日記)のようなものなので気楽に読んでもらえると嬉しいです(笑)

参考①:https://www.mlit.go.jp/about/file000041.html(国土交通省HPパイロットになるには?)
参考②:https://www.japa.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/cab_japa20200701-2.pdf(技能証明に付された限定と同一の種類及び等級であって、操縦経験のない型式の航空機を操縦しようとする場合等の教育訓練に関するガイドライン)

前回の記事はコチラ↓

これまでの飛行時間等
総飛行時間:288時間(200時間:OH6D、87時間:CH47、1時間:R44)
等級:陸上単発タービン機、陸上単発ピストン機(限定変更訓練中)
限定事項:H500

タービン機→ピストン機 限定解除訓練 2日目

天候:曇り
気温:28℃
機種:ロビンソンR44 RavenⅠ(陸上単発ピストン機)
課目:TGL(通常離着陸、急角度進入)、EMER(オートローテーション)
訓練場所:JPD京都ヘリポート
飛行時間:30分×2FLT

場周諸元

通常離着陸(NOR)
上昇速度:60kt
巡航高度:800ft
巡航速度:80kt
進入速度:60kt

急角度進入(STEEP)
進入高度:600ft
進入速度:60kt(300ftで30ktへ減速)

オートローテーション
進入高度:800ft
進入速度:80kt
進入操作
着陸位置の目測セット⇨コレクティブフルダウン→減速(70kt)セット⇨スロットル全閉⇨回転数チェック・コレクティブで調整⇨目測修正(速度で調整)⇨400ft嵌合開始(リカバリー)⇨フレア⇨HOV移行
オートローテーションとは?(Wikipedia)

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感想・コメント

前回の反省から着陸末期に高止まりしないよう意識しながら訓練に臨みました。(自衛隊出身パイロットは高止まりしやすいらしい。)

オートローテーションは、嵌合の特に回転上げすぎるので注意が必要(80%から勝手に上がる)、クロスチェックが追いつかず修正遅れ気味。
イメージトレーニングをして、操舵後の挙動を先読みしながら目測修正する。模擬操作とはいえ、生きるか死ぬかの課目なので気が抜けない。

急角度進入は頭では分かっていても操作は微妙なのでイメージアップをして迷いなく操舵できるようにする。

ATCはグダグダになったので恥ずかしくない程度まで思い出して喋れるようにしておきたい(笑)
やらないと忘れる、というか分かっているけどいざやるとわからなくなる。。。(泣)

今回の反省は次回活かせるようにまとめておこう。

消化試合にならないように1回1回を大切に

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