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#7 『リーダーシップ・チャレンジ』 ジェームズ・M・クーゼス②

おはようございます、ちゅるぱんです。

今日は、『リーダーシップ・チャレンジ』の中で、「実践1:模範となる」(手本を示す)から。

「模範的リーダーへの第一歩は、自らをふりかえることにある。それはまた、自分の価値観と信条を発見するための歩みである。
リーダーは自分の内なる声を聞かなければならない。判断や行動の指針となる原則を見つけ出さなければならない。」

自分は一体何者なのか?

この問いはとても深いものだと思う。この問いは、日々自分に問いかける必要がある。自分は、「何を大切にしているのか?」「これまでの経験の中で、どんな価値観に基づいて選択や判断をしてきたか?」

先が見えない、不透明な時代だからこそ、この価値観、自らの指針となるものが必要。育休中、特に転職活動をしていた時に、この「価値観」というのがキーワードだった。私が好きなブランド、 ミナペルホネンにしても、パタゴニアやマザーハウス など私が好感持てるブランドはだいたいこの「価値観」「哲学」というものが明確にあり、いろんな方法でそれを表現し、その価値観や哲学に基づいて行動をしている。

この指針、価値観がベースとなって自分の言葉で言語化でき、それをチームメンバーと共有しあい、さらにチームメンバーの個人的な価値観も表現してもらい、互いに理解しあってこそ、「チームメンバーも気持ちよく一緒に目標に向かう」ことができる。

リーダーシップはアートである。
この本のこの言葉は、まさにeye-opening (開眼)な気づきだった。リーダーシップも個人を表現する手段である。

価値観は人それぞれ、それを自分なりの方法で表現していく。アートと思いながら、チームを巻き込みながら試行錯誤をすることを意識すると、力を抜いてleadership journeyが進める気がする。

この、自分自身の価値観があってこそ、組織の価値観とも重ねあわせることができるし、チームと共通の価値観を生み出すことができる。

価値観を考えるための問い、リーダーへの一歩への問い
・自分にとって、何が大切か?
・実践すべき次の共通の価値観は何か?
・変えるべきプロセスはどれか?次に自分がリーダーシップを発揮すべきことは何か?

価値観に沿った小さな自分のアクションが、組織レベルでの変革を起こすこともある。言葉で言うのも大事だが、行動がいちばんのインパクトを与える。


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