忠ニ(ちゅうじ)

毎日頑張って生きていると、心が重く、固くなってしまうことも。 重く固くては、苦しくなっ…

忠ニ(ちゅうじ)

毎日頑張って生きていると、心が重く、固くなってしまうことも。 重く固くては、苦しくなってしまいますね。 重い心のまま、義務だけ果たす人生。 そうはなりたくない。心を軽く、やわらかくしたい。 そんな自分と、あなたのための言葉です。 フォローして待っててくださいね。

マガジン

最近の記事

【世界遺産】岩手の平泉、中尊寺金色堂に行ってみた

中尊寺って、聞いたことあるけど、よく知らん!ぼくはあまり日本史をちゃんと勉強してこなかった。 というのも、中学までは普通に日本史の授業を受けたのだが、高校では 高1・・・世界史(必修) 高2・・・世界史(選択) 高3・・・世界史(選択) と、高1以降は日本史が必修科目になく、歴史は世界史しか勉強してこなかったのだ。 そんなわけだから、中尊寺がどんな場所なのか、よく知らない。 だからといって、今読んでくださっているあなたと同じで、日本史の授業は全部寝てたとか、盗んだバイクで走

    • 令和四年七月。平日に東京から福岡に行って、食と観光を楽しんでみた。

      7:30。旅に出る。目的地は福岡。人生2回目の福岡だ。福岡は東京の遥か西。しかし、一旦東の方向へ向かう。成田空港から福岡に飛ぶためだ。 西船橋駅を出発。JR武蔵野線の車窓からの景色を眺めつつ。移動中の景色も、旅の楽しみの一つだ。船橋法典、市川大野、東松戸のあたりには「江戸時代以前からこういう地形だったのかしらん」という風景が多いように感じられる。 目の前の風景が歴史と重なることはおもしろい。セルフ拡張現実。 しかし・・眠い!これだけ眠いと、自分の認識力が弱まり、旅を存分に

      • 【後編】平日に東京から草津に行って、温泉とグルメを満喫してみた

        こちらの記事は、以下の記事の続きです。 朝。宿の露天風呂+「手作り豆かんてん」夜中に何度も目が覚めてしまった。街灯の光が部屋に差し込んでいたからか、部屋に硫黄のにおいが入り込んできたからか。これも豊かな温泉の副産物。草津ならではの体験だ。 朝、宿で朝食をいただく。3種類のパンに、サラダ、生ハムメロン、目玉焼きとハム、そしてパンに入ったクリームコーンスープ。 お茶やコーヒーはセルフで飲み放題。パンは手づくりとのことで、どの料理の味もよく、かなり満足できた。 朝食の後に、今

        • 【前編】平日に東京から草津に行って、温泉とグルメを満喫してみた

          この文章は、令和四年六月ニ一日から二二日にかけての旅の記録だが、あえて文字だけで記すこととする。 この時代に動画という手段をあえて選ばず、自分の想像力によって文字から旅を創りあげたい、という殊勝な心掛けを持つ読者に捧げるためである。 出発~草津到着旅の始発点は東京駅。JR上野東京ラインにて、群馬県の高崎に向けて10:09に出発。やはり平日ということで、車内はかなり空いている。会社員らしき人と学生らしき人がポツポツといる程度である。 席に座るのも余裕である。運転席のすぐ後ろの

        【世界遺産】岩手の平泉、中尊寺金色堂に行ってみた

        マガジン

        • 6本

        記事

          たくさんお金があったら

          命知らずの冒険家が 人骨が散らばる床を踏み越えて見つけた 忘れられた王家の墓の財宝のような うなるほどのお金がぼくにあったら 一体何に使うだろう 壊れた街の再興に 暑い地球の再生に 人類の宇宙進出の夢に 暮らしを変える未来の技術に あるいは 働かないという堕落した自由を 金に目がくらんだ愚かな女を とろけるような快楽を うなるお金で買うのだろうか そのときにはきっと 今もほぼなくなりかけている慄きを 小さいころお正月にもらった千円への慄きを もはや完全に忘れて 価値への

          たくさんお金があったら

          【後編】東京~名古屋まで在来線だけで行って、グルメを満喫してみた

          こちらの記事は、以下の記事の続きです。 2日目:朝。熱田神宮セントレア空港のカプセルホテルで目覚める。とはいっても、やはり慣れない環境であったため、あまりよく眠れなかった。 8:47、空港の駅を出発。2日目午前中の目的地は熱田神宮である。朝陽に輝く伊勢湾がまぶしい。湾の向こう側の山々は、今日も煙っていて幻想的。湾に面した家々には、漁村の面影があるのは思い過ごしか。 9時過ぎ、「神宮前」駅に到着。まず。モーニングのあるカフェ(喫茶店)を探す。駅を出たところ、すぐ目の前に喫茶

          【後編】東京~名古屋まで在来線だけで行って、グルメを満喫してみた

          【前編】東京~名古屋まで在来線だけで行って、グルメを満喫してみた

          この文章は、令和四年のゴールでウィークにおける私の旅の記録だが、あえて文字だけで記すこととする。 この時代に動画という手段をあえて選ばず、自分の想像力によって文字から旅を創りあげたい、という殊勝な心掛けを持つ読者に捧げるためである。 1日目:出発5月3日、午前8時頃、東京駅。すでに混雑、店には行列。旅はここからはじまる。目的の場所は名古屋。旅の目的は名古屋の食を楽しむこと、それに加えて熱田神宮に行くことである。 この旅の「行き」には自らルールを課した。新幹線を使わず、在来

          【前編】東京~名古屋まで在来線だけで行って、グルメを満喫してみた

          運命

          はるか昔に 偉い誰かがつくった 壮大な仕組みの中で 出くわす出来事に 右往左往し 一喜一憂することを 今 人はそう呼ぶ

          風の中の慈悲

          風の音しか聞こえないとき 海が静かに凪いでいるとき フライパンに引いた油が延びるように 世界に慈悲が満ちる すれ違う他者からの一瞥で あるいはメッセージの受信で 風に吹かれる蝋燭の火のように 慈悲は乱れ散る 風に舞った慈悲を 草木の間に隠れた慈悲を  (ときにそれは  (蟹が持ち歩いていることもあった 探し求めている間に 人は自分に優しくなれる のだろうか?

          消えた老夫婦

          私が歩いていた路地の 少し遠くの前方 一組の老夫婦が 静かな足取りで歩いていた その老夫婦は 会話をするようではないけれど 水の流れに削られた大岩のような 確かな愛情に包まれていた  80年ここに住んだだろうか  そのときこの路はまだ水路で  家の窓から釣り糸を垂らしただろうか そのとき老夫婦が 現実のこちら側に剥がれ落ちた 私がそう感じた、他の誰も気づかない一瞬に 老夫婦は消えた ふと気がつくと 彼らがいたはずの場所を 手を取り合って、跳ねるように 歩いていたのだっ

          魂が欲っするもの

          魂が欲しいものは 心臓がもう 知っているのだ 好きなことにドキドキ やりたいことにワクワク 心臓がメッセージを 送っているのだ たとえあなたが 聴く耳を持たなくても・・・ 小さかった頃 夜に枕の上で 耳にドクドクという音が響いた 血管を流れる命のリズム 君は聴いただろうか それは魂の声だ それは愛の音だ 今 何にもときめかないのであれば 心臓を無視するせいだ 眠りにつくときに思い出そう そして聴いてみよう 心臓の鼓動を 魂の躍動を

          魂が欲っするもの

          過去が呼ぶ

          過去が呼びかけ 招いている それとよく似た未来を 透明に輝いていた日々には 既知という色がついてしまった 私が欲しいのは そのどちらでもない まっさらな今だけだ 水平線から昇る太陽の光よ 黄色く染まったイチョウの葉よ 消し去っておくれ 私の記憶を 磨いておくれ私の 濁ってしまった瞳を

          はじめの一歩

          立ちあがる 天と地に 引かれて 天の下 地の上で 命は 真剣 流れに 身を任せ 背骨を 通す 体験の 車輪を 回し 重心の近くで はじめの 一歩

          言葉の舞踊

          言葉が舞い踊る あなたとは 無関係に 自我という 幻覚作用は 言葉の舞踊を 愛しすぎるために 生まれている 言葉の向こうに 言葉の間に あなたが いる

          太陽と目が合った

          遊ぶ子たちは半袖で きらきら光る二の腕で きらりまぶしいいい顔で 陽射しの強い昼なのだ 焼けているよなコンクリで 全速力の自転車で 駆け抜ける影にぎやかで 陽射しの強い昼なのだ ふと立ち止る一瞬に 傾く太陽と目があって いきなりくすぐるもんだから 一発大きなくしゃみした 木陰もないよな丘の上で 構わず寝転ぶわんぱくで 眺める先は知らない場所で 陽射しの強い昼なのだ みんな黙った一瞬に 沈む太陽と目があって いきなりくすぐるもんだから 一発大きなくしゃみした

          太陽と目が合った

          あなたが仕事の対価に得るおいしいビール

          あなたが仕事の対価に得るものは お金ではない その金で飲むおいしいビールの時間だ それまでの時間は ミリオンヒットのバラードのごとき 午前中の労働はAメロ 午後の労働はBメロ おいしいビールの時間がサビだ あなたはその時間に メロンにわさびをつけて食べてもいい そんな工夫もゆるされる 極上の解放を味わうひとときなのだ ほのかに香る風を感じながら あなたと同じ月をグラスに浮かべて このあと、私も飲むとしよう

          あなたが仕事の対価に得るおいしいビール