◆イベントレポ◆ コンポストトイレ、ソーラードライヤー、アースオーブン…パーマカルチャーの壮大さに感動の数々。 〜中国山地百年会議×パミモミ コラボ企画〜
こんにちは!みんなでつくる中国山地百年会議です!
今日は、7月2、3日(土日)に開催した会員限定イベントの様子を紹介します。
開始早々から多くの申し込みがあった人気企画で、参加した会員の興奮が伝わる体験記です。
イベント概要
「みんなでつくる中国山地百年会議」は、中国山地に連なる一人ひとりの暮らしや地域の諸問題をともに考え解決し、 持続可能な地域づくりを目指し、知識・知恵・経験を融合させるためのコミュニケーションを充実させるための開かれたプラットフォームです。
この度、パーマカルチャーセンター上籾(以下パミモミ)にて、自然建築体験WS、案内ツアー、ピザランチ、未来の住まいトークイベントを行いました。
パミモミでの体験①自然建築ワークショップ
ここからは、イベントに参加した中国山地会員 小川 喬之さんの体験記を紹介します!
Permaculture Center Kamimomi パーマカルチャーセンター上籾(パミモミ)にて、自然建築のワークショップを受けてきました!
カイルさんのレクチャーで自然建築の奥深さを知り、その後、実際に荒壁土を練って塗る作業に。
実際に触れてみてわかる壁土の肌触りや粘度を感じながら、どの程度下地を濡らすか、どのくらいの勢いで土を叩きつけるか、どうしたらきれいな仕上がりになるかなど、やりながら考えるのがめちゃくちゃ楽しい笑
土壁のすごいのは、土壁自体の性能はもちろんのこと、既存の土壁を落として再利用できること。昔からの技術は本当にすごい…
我が家の改装を急がなければと思ってきたけど、土壁の素晴らしさに魅了されて、時間をかけてでも、できるだけ土壁を使いたいと思い直すことに笑
作業を終えた後の手はすべすべ。土壁を足で練るときも、足から体中の毒素が抜けるんだそう。本当にすごいな…
パミモミでの体験②パミモミ見学ツアー
2日目の午前はパミモミ内を見学。
随所に工夫が散りばめられた母屋の改装、薪ボイラーの追い炊き、コンポストトイレ、ソーラードライヤー、アースオーブンなどなど、パーマカルチャーの壮大さに感動の数々。
この循環型社会が日常的に行われていた里山文化の偉大さと、大量生産大量消費の現代社会の脆さを思い知る。
これからの生活に活かせそうなことはどんどん吸収したいし、自分達の生活で何気なく行っていることでも、循環させるために何かできないか考えるのもおもしろいなと思った。
パミモミでの体験③アースオーブンでピザづくり
昼食はアースオーブンで焼いたピザを堪能!
それぞれ好きな具材を乗せて、窯に入れると1、2分で次々に焼ける。これほどの種類のピザを食べたのは初めて…
つばささんがオガワピザも作ってくれた!(頭のシソが焼けていい感じの天パに笑)
煙突のないアースオーブン。薪に火がついて温度が上がるまでは多少時間がかかるけど、一度高温になると、その蓄熱性は素晴らしく、ピザを焼いた後の熱でパンも焼けて、さらに次の日まで窯の中が温いので、ドライフルーツなども作れるんだそう。
「古民家で作業をするのに人を集めたいなら、まずアースオーブンを作ってピザが焼けるようになろう」がその通りすぎ笑
アースオーブン、作らねば!!
パミモミでの体験④未来の住まいを考えるトークイベント
最後は4人の登壇者によるトークイベント。
それぞれの生き方ややっていることが壮大すぎて圧倒されながらも、循環を考える暮らし、提供し合う社会、世代を超えて引き継いでいく住まいなど、自分が田舎暮らしをするきっかけとなった考え方はやっぱり共通するんだなぁ、と実感する内容だった。
パミモミのすごいところは、そこで行われている循環的な暮らしもさることながら、そこで学んだ人たちが地元へ帰ってそれぞれ実践することで、循環の輪が広がっていくことなんだなと思った。
2日間が濃すぎて、考えることが良い意味でありすぎて、今もなお、頭の中がふわふわしている笑
みんなでつくる中国山地では、普段は二十四節気ごとに「市(いち)」と呼ばれる会員限定のオンラインイベントを開催していますが、不定期で開催されるリアルイベントは興味関心が近い会員が集まることもあり、とても濃い時間を過ごせると喜ばれています!
今後もさまざまなイベントを企画していますので、興味がある方はぜひ仲間に加わってもらえたらうれしいです!
またイベント情報は中国山地SNSでも発信していますので、こちらも良かったらフォローをお願いします^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?