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「可愛い」の破壊力

前回の続きです🐥

神戸の新長田駅を降りて向かったのはCity Gallery2320
金澤麻由子「動く絵画」展 4月30日(土)-5月15日(日)

ギャラリーは普通の一軒家の雰囲気。
普通の民家 おじいちゃんの家を思い出した。

入ってすぐに飛び込んできたのは
壁一面にプロジェクターで映し出された世界。
日常の空間から、異次元の空間へ。

月並みな言葉だけど
不思議の国のアリスになった気分だった。

森の中に迷い込んだ動物の気分。
近づいてみると自分が映し出されて動き出す。

スマホのムービーを切り抜いたので画像が粗いです💦

ええっ!?
なにこれ~

しばらく1人で遊ぶ。

ギャラリーの上の階に行くと作者の金澤麻由子さんがいらっしゃって解説を聞きながら作品を見せていただいた。

Twitterに掲載したものがこれ。

映像作品に目を奪われていたけれど
絵本の原画にもパワーがあって

繊細で緻密
圧倒的な画力

なにより「可愛い」
どのキャラクターも、その眼差しにチカラがあって

実話をもとにしたという、「さすらいのルーロット」
切ない表情がたまらない「ぼく・ぱぐ」
の2冊を購入させていただいた。

「さすらいのルーロット」については金澤麻由子さんが本当に楽しそうにエピソードをお話されるので、思わず引き込まれてしまった。

一面の黄色い花畑を夢見ていたこと。
お花がなかなか咲かなくって落ち込んでいたこと。
(このシーンの絵がたまらないので是非見て欲しい)
近所の人がお花を持ち寄ってくださったこと。

そんなことが実際にあったなんて。
絵本を描く人は物語のような出来事を引き寄せるんだろうか?
と感じながら帰宅。

次の日、興奮しながらスタッフやボスに
金澤麻由子さんのことを伝える自分がいた。

というのも、現在電子絵本を手掛けたいという思いがあるから。

電子絵本をスマホやタブレットで見るスライドショーにするのか?
動画にするのか?ナレーションを入れるのか?

いまいちイメージが湧いていなかったから。

でも金澤麻由子さんの作品を見て、
ここに何かヒントがあるんじゃないかと感じた。

もう少しお話を伺ってみたい。
これが金澤麻由子さんの作品に触れて感じたこと。

続きます。



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