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200714_人事のバランス感覚③

人事としてうまく扱えた方がいい対立概念に、性善説と性悪説がある。これは主観だが、その人の中での得意分野や専門領域が、採用・教育の場合は性善説、労務・制度の場合は性悪説の傾向にあると思う。

幸い私は殆どの分野を経験できたことから、何か施策を考える際は、両側面から考える癖がついた。はじめて携わった人事の仕事が、採用や教育まわりだったことと私の性格から、性善説よりの思考をしがちだったが、当時の上司が早いうちから労務も経験させてくれたおかげで、この癖をつけることができたのだと思う。

私の限られた経験に過ぎないが、人事をコアキャリアとしていく、または人事担当者を育成していく上では、本人の適性はもちろんあるものの、色々な分野や領域を経験する、させるのが良いだろう。

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