【最終日】クラファンにかける思い
初めまして、“たろ“こと鈴木孝太朗です。
「クリス」と呼ばれることも多いですが、お店をやる時は「たろ」になりますのでお気をつけください。
はじめ
少し私の話をさせてください。
私は小学校5年生の頃に「学校の先生になりたい!」と思って人生を生きてきました。理由は、小さい頃から患っている「アトピー性皮膚炎」の影響だと思います。物心ついてから肌の苦しいことが多かった学生時代。アトピーが見た目に出る疾患なので、思春期の時は正直本当に辛かったです。中学時代、辛すぎて髪の毛が抜けました。
こんな辛い状況の私を救ってくれる職業とかってあるのかなと考えた時に「先生」という選択肢がありました。アトピーに気づいて、声を積極的にかけてくれる先生がいました。それだけでもなんだか心が軽くなり、嬉しくなったのを覚えています。
「そんな先生に私もなってみたいな」「困った人の心を少しでも軽くできる人でありたいな」って思ったのです。
なか
カレー屋をやる理由
そんなこんなで今はカレー屋をやることに決めました。「え、さっきまで話してた先生は…!?」となる人もいるでしょう。
大学時代に出会ったとある教育系のNPOとの出会いで大きく価値観が変わりました。「想像を超えるほどの学校現場の課題」「こども一人ひとりの合理的配慮の必要性」「学校と家庭以外のサードプレイスの重要性」etc…
そして、大学の外に出るとたくさんの人と繋がっては学び、また繋がっては学び…と大学の外へ学ぶ環境を変えるとまた新たな世界を知り、様々な課題の本質にだんだん近づいているような感覚になりました。
今回のクラファンで掲げているコンセプト「地域のつながりをはぐくむカレー屋」。私は大学の外に出て、様々な大人に出会うことで、新しい価値観に触れ、思考の仕方が変わったり、物事への考え方を学ぶことができました。
でも、“学びたくても“・”繋がりたくても“・”環境を変えたくても“そもそもできない状況の人が多くいることにも気づきました。「こども」という立場はその典型例だと感じています。そんなこどもたちに私という存在が「足立区梅島」という世界全体を見ると小さな町かもしれませんが、ここで目の前の1人ひとりのこどもたちと向き合い、居場所と感じてもらうことで繋がり、学び、自分の足で飛び出していく、そんな場にできたらと考えています。
おわり
話を戻しますが、カレー屋をやる理由は…
「腹が減っては戦はできぬ」からです。
先ほど述べた「繋がりの重要性」ですがこれは余裕があるからできることだと感じています。なので、繋がりたい!とか外に飛び出したい!という気持ちを呼び起こすには「まずお腹が満たされていること」が重要だと考えています。(本気)
当たり前ですがお腹が減っていては思った以上に力を発揮することができません。お金がないとか、食べる時間がないとか色々理由があってご飯を抜くという選択肢をする方がいますが、私がこれから立ち上げるカレー屋「ことこと」では、こどもは無料でカレーが食べれます。
そこからお腹が満たされて、初めましての人と繋がる勇気が湧き出てきたり、新しいことに挑戦することができると素直に思っています。
お金の面、お店の準備など考えることは山積みではありますが、何がなんでも継続的にこどもが無料で食べることができるカレー屋にしてみせます。
そのためにはまずカレー屋としても繁盛させます!!(ここ大事)
難しい挑戦かもしれませんが、今を生きるこどもたちのために頑張ります。
しつこいかもしれませんが、6月14日(水)の日付が変わるまで、クラファンの支援者を200人にするべく走り切ります。
引き続き応援よろしくお願いします。
たろ/クリス/kotaro
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カレーと居場所と 〜ことこと〜
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