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愛と笑顔と涙とお金。



松岡茉優さん三浦春馬さん出演の、
おカネの切れ目が恋のはじまり」というドラマを観ました。

たくさんの想いがつまった、とてもとても素敵な作品でした。


このドラマは、世捨て人と呼ばれながらも一途に清貧に生きる経理部の女性と、愛されキャラだけど自由奔放でお金にルーズな浪費家御曹司という、水と油の関係な2人のラブコメディです。


ところで、私には習慣にしていることがあります。物を捨てるとき「有り難う」と感謝することです。着古した思い出の服から、小さな紙屑まで全てにおいて。

側から見れば、ゴミを捨てるだけでいちいち時間のかかる変な奴ですよね(笑)
でも、松岡茉優さん演じる主人公の玲子の言動に、通ずるものがあったんです。


玲子は、一目惚れした1680円の小皿を購入するのに、一年間熟考します。あげく購入目前でそれを他人に買われてしまっても、縁がなかったと心を鎮めます。
また手持ちのアクセサリーは3つまでというマイルールに則り、新しいイヤリングを迎え入れるために、ワードローブからアクセサリーを1つ手放します。


玲子のそうした様々な言動は、一見頑なすぎるように見えてしまうかもしれません。
でも過去に、お金で人生が変わってしまった辛い経験を持つ彼女が、お金というものを憎むのではなく、正しい距離感で接しているその姿は、視聴者に本当の豊かさとは何なのか、考える機会を与えてくれます。



物との出逢いも、一期一会です。


もっともっとと欲張れば、キリがない。多くの物に囲まれすぎると、自分にとって本当に大切なものを、見失ってしまうかもしれない。

だからまずは、いま「在る」という幸せを見つめて。それから、次に進むために感謝して、手放します。



「ありがとう」とは、有り難いということ。


大量生産された物だって、生産者が、物流が、財力が、タイミングが、何か1つでも欠けていたら得ることはできず、今ごろ不便な思いをしていたかもしれない。

何でも手に入る時代だからこそ、消費する1つ1つに想いを馳せることで、身の回りにある幸せに気付くことができるのだ、と思うんです。



とはいえ物欲盛りだくさんで着飾ることが大好きな私は、アクセサリーを3つに絞ることなんてできないし、心ときめく素敵な洋服やコスメを迎えいれる瞬間は、この上ない至福の時間です(笑)玲子のような清く正しい清貧生活は、まだまだ遠いですね。


でもそんな玲子にも、秘密があります。一流企業に勤め、借金があるわけでもなく物欲も少ない彼女の、貯めたお金の使い方が、実はなんとも人間らしくて…。


この続きは是非ドラマを見て、あなたの目で確めてみてください。




エンターテイメントは私にとって、必要不可欠なもの。今までそれにどれだけ救われてきたか、その恩恵は、はかりしれません。

辛いときも悲しいときも、懸命に笑顔を届けてくださる方々へ、心からの尊敬と感謝を。
どうかこの想いが、届きますように。


素敵な作品を、有り難うございました。

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