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山神と呼ばれるエネルギーについて

神奈川県菩提山に行ってきました。

「氣」のいいところ、不思議なところに連れて行ってくれる専門家の方に連れて行ってもらいました。(紹介制なので、知りたい方はメールください。peekaboo@mahogakko.com)

菩提山は、まさに「山の神」と呼ばれるにふさわしいエネルギーが湧き出ていました。

大昔、山自体を神さまとして祀っていたのか、その名残が残っています。

富士山信仰と同じで、「山」という自然そのものを神として崇めていたのでしょう。菩提山はさほど高くないので、多くの方々に親しまれてきたことと思います。

実は、ここに行く前夜、不思議な夢を見たのです。不思議でとても大切で、とても暖かな夢。

そのエネルギーとまるっきり同じエネルギーを発していたのが、菩提山神社。きっと菩提山の神さまからのアクセスだったのでしょう。

こういうこと、結構あります。

ある日、朝起きると、ハワイの独特なエネルギーが部屋に満たされていることがありました。これは、ハワイの神さまが呼んでくれているのだなと思っていると、何も努力なくお金が舞い込み、家族みんなでハワイに行けることになった、なぁんてことが数回あります。

きっと今回も神さまが呼んでくれたのでしょう。だからか、渋滞もなくスムースに辿り着きました。

山神さま、というとファンタジーに聞こえるかもしれませんが、こういった表現は、世界各国でなされています。

なんとも表現しにくい感覚、畏敬の念を抱かせるような感覚、または、なにかおどろおどろしい感覚を古くから「神」と世界各国で表現してきました。特に日本では、怖いと感じるものを祟り神として祀り、鎮魂してきた文化があります。だからか、各地でその土地、その土地の様々な神さまが存在しているのです。

山は山でも、場所によって雰囲気が違います。

その雰囲気のことを、尊敬の念を込めて「神」と呼んできた風習がある。

確かに自然って、人間がコントロールできないものだし、とても小さなものから、大きなものまでの生命を育んでいるところです。だから、そのエネルギー自体を「神」と捉えるのも自然なことではないでしょうか。

ということで、私も「山の神さま」と言いたいと思います。

山神さまを感じるところは、ただ木々が沢山生えているところとは、明らかに雰囲気や漂っているエネルギーが違います。

菩提山はどうかなぁと言うと、確かに「山の神」を感じるところでもあるし、そして、水の恵みや何か湧き出てくるような暖かい雰囲気があるところでした。

とても穏やかで暖かく満たされた空間。


今回、私がそこで学んだことは、

自然というものは、人間に木々を倒されたり、山を削られたとしても、何も怒っていないということ。ただそれを受け入れるという強さがあるということ。


すごいと思いました。尊敬の念で、山の恵みと水の恵みに感謝を伝えました。

ただ、人間や精霊たちの側に立って、これを考えてみると、「じゃあ、どんどん山を削っちゃいなよ」とは言えないのです。

人間の立場から考えると、皆さんもご存知の通り、酸素を作ってくれているのは植物たちだし、水をろ過してくれるのも山のおかげ。そして、雨を呼んでくれるのも森のおかげなのです。まだまだ沢山ありますので、それは以下の本を読んでみてください。
「樹木たちの知られざる生活」ペーター・ヴォールレーベン著 早川書房 をご一読ください。とても素敵な本です。樹木たちからのラブレターのよう。

そして、「巻いた種を刈り入れるのは自分」という法則もあります。

自然の循環を壊したら、なんらかの循環の乱れを被るのは自分、ということ。

ちょっと恐ろしいです。そういう報いってどういうものなのだろう・・・と考えると。

やっぱり自然の摂理を破壊するということは、回り回って自分も生きていけなくなるんじゃないかな。



そして、精霊や妖精、妖怪の側から考えてみます。

これらの存在は、エネルギーです。ある日生まれる、みたいな。生命力の塊、みたいな。だから、ファンタジーというよりは、不思議な自然界の生命力のエネルギーを擬人化した表現ではないかと思うのです。

とても豊かな森や山には、こういった自然界の生命力のエネルギーが沢山漂っています。

この大気に触れると、呼吸が深くできるようになるだけでなく、気持ちがいいと感じるので、癒されたり、活力が生まれてきます。森林浴ってやつです。これは、酸素が沢山あるから、緑を見て目から癒されるから、というだけの問題ではないと思います。

しかし、山や木々がなくなると、しばらくはそういうエネルギーは残っていますが、どんどん亡くなっていってしまいます。というのも、住む場所、生きる場所がなくなってしまったから。

それはとても悲しいことではないでしょうか。

自分が生きる場所を失くすなんて。

これも人間に返ってきます。法則なので。

ということは、人間もどんどん住める場所がなくなるってこと、生きる場所がなくなるってことです。

なんだか恐ろしいです。


そして、虫や動物たちだって生き場を失くします。なんだか酷いって思ってしまいます。



じゃあ、どうしようか・・・



山や木々だけでなく、自然を守っていきたいって思います。

彼らが何も言わなくても。



「樹木たちの知られざる生活」ペーター・ヴォールレーベン著 早川書房 


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。嬉しいです。


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