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「たまたま」は「考え直すことがある」のサイン

ちょっとしたタイミングの悪い「たまたま」。それって、「たまたま」って言葉で片付けたらいけないかもしれません。

きっと、考え直さないといけないこと、やり直さないといけないことが隠されているのかも・・・

今日は、そんなお話です。


子どもたちと犬のお散歩に出かけるのって好き。

他愛もない会話を楽しめたり、ふと人生相談をされることもあるから。家の中だとこうはいかない。なにせ思春期真っ只中なので。

外の空気を吸いながら、のんびり歩くことで、きっと悩み事を口に出しやすくなるのかも。

今、春休みなので、子ども達を誘って犬の散歩をすることが多いです。大体1時間くらいご近所をうろついてる。

そんなとき、上の娘が、

最近ついてないんだよ〜 コンビニでは1個しか買ってないのに2個買ったことになってて、やけに高いなと思ったけど、そのまま払ってきちゃったんだぁ。後から気づいたんだけど、戻るの恥ずかしかったし。

これ1回じゃないんだよ、また同じことがあってさ、あのコンビニにはもう行かない。

この前なんて、友達と洋服買いに行ったら、万引き防止のタグを店員さんが取り忘れてて、お店を出るときビービー鳴ってたけど、そのまま帰って来ちゃったんだよ。まだそのまま。どうしたらいいのか分からないよ。


とまぁ、他愛もない出来事で、端から見ると、「そんなこと言ってないで、お店に戻れよ!」と言いたいんだけど、私はこういうのって、お店に戻ってお金を返してもらうとか、タグを取ってもらうというのだけが、対応策ではないなって思ってしまう。

だってさ、こういったちょっとした「たまたま」が、一週間の間に連続して起こるっておかしいと思うから。

偶然かもしれないけど、必然ってこともある。


だから、問いかけてみた。

「ひょっとして、何かに迷ってることあるの?」

すると娘は、「え?! あ〜あるよ。大学の学部、どうしようか迷ってきちゃった。」


私は心の中で、「は〜?! 一度結論出したら迷うんじゃね〜」と思ったのだけど、そこはぐっと我慢した。だって、私と娘とでは性格も人生も違うから。私の思いをぶつけたところで何の解決にもならないのは知っている。これは、今までの育児で痛いほど学んできたこと。子どもには親の人生の押し売りをするのではなく、自分自身の人生を歩ませないといけないんだって。


そして冷静に、

「そうしたらね、大学によって学科の内容の違いもあるし、もう一度説明を読み返してみなよ。まだ時間があるけど、早めに決断しておいたほうがいいと思う。」

と伝えるだけにした。



私は、ちょっとした物事のタイミングが悪くなってきたら、自分の選択を見つめ直したり、そのときにやっていることを考え直すようにしている。そして、ちょっとでも違和感を感じたら修正するようにしてる。

何か心の中にモヤモヤっとしたものや、ジレンマを抱えていたり、見て見ぬふりしているものがあったりというときは、意外にもちょっとした物事のタイミングまで悪くなるから。

例えば、電車に乗り遅れるとか、乗ろうと思ってた電車がすごく遅れてるとか、電車で座れなかったり、レジの打ち間違いもそうだし、買おうと思ってた洋服のサイズがなかったりと、なんかやたらタイミングがズレてしまう。それに、いちいち戻ったり、やり直さなくちゃいけないことも出てきちゃったりする。

でも、自分の中に迷いがなかったり、ちゃんと自分を生きれているなというときは、何も考えることなく行動しているだけで、すべてのタイミングが整うし、意識して求めなくても、自分から動かなくても、適材適所のものがやってくる。だから、ぼーっと生きて、ふと思ったら行動していればいいだけ。

そして、今考えなくてはいけないことや、決断することに気づくだけで、また元通りのタイミングが整うから不思議。



その後、少し娘を観察していると、英検でも受けてみようかな、と言い出した。また私の中では、「この前言ったじゃん! 今更?!」という思いが沸騰しかけたけど、またまたぐっとこらえ、

「いいね! 申し込みしようか。」と言ってみた。



ふ〜疲れるんですけど。子育てって、忍耐の連続だっ。



今日もありがとう。みんなもお疲れさま。

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