政治家の皆さんへ　統一協会はキリスト教ではありません

キリスト教においては、カトリック、プロテスタント、ギリシャ正教はじめどの教派でもイエス・キリストが十字架にかかって死んだことを次のように捉えています。（そしてそこが、キリスト教の中心点です）

イエスの十字架の死こそ、全人類の救いの根拠というのがキリスト教

すなわち、全宇宙の創造主宰者であり今も治める、完全で聖で義である父なる神の前に全く落ち度のないイエスが、人間として完全に生ききり、生涯の最後に、全人類のために、自らの生命を身代わりとして捧げた、それがイエスの十字架である。

イエスの十字架の身代わりの死があるから、私たち一人ひとり、全人類は神から赦されている。そして父なる神に向かって直接祈って願いを述べることができる。そして、そのことへの答えを正当に期待できる（あとは、私たちがそれを自分のこととして受け入れるかどうかだけです）。

（そしてイエスの正しさを父なる神が認めたからイエスは復活させられ、そして天＝と表現されるところ＝に帰り、父なる神の右の座＝と表現されるところ＝に座し、絶えず私たちの、父なる神に向かっての祈りを執り成していてくださいます。だから祈りが父なる神に通じるわけです。
そう信じているのがキリスト教です）

キリスト教の信仰では、イエスの十字架において、世界の救いはすでに完全に成し遂げられているのです（後は、そうであることを知らせ、聞いたものがそれを受け入れることで、それは明確に体験的に分かり、生き方が変わります）。それを信じて生きるのがキリスト教における生き方であり、それを伝える伝道や宣教ということがあるわけです。

イエスの十字架を、キリスト（救い主）としての失敗と唱える冒涜を犯している統一協会

ところが、統一協会は、その中心の考え方においてキリスト教と真逆です。すなわちイエスは救い主（キリスト）としてミニストリーを行ったが、それが中途半端で失敗したから、十字架にかけられて殺されてしまったと彼らは信じています。

イエスの十字架の死を、キリストをやり損った、失敗だと教えているわけです。とんでもない180度真逆の誤りであり、冒涜です。

だから20世紀に現れた「再来のキリスト」である文鮮明が、イエスのやり損なったことを完遂しているのであると教えます。

文の信者が、文の指示の通りミニストリーを行うことでこの世界が救われるのだと（それは、詐欺の行為でも世界を救うための方便であり、嘘をつくことさえ文の指示に従うためとして正当化されています）教え、信者たちはそれを実践しているわけです。

これって、非キリスト教というのみならず、反キリスト、とんでもない神に対する冒涜であり、人々への騙しです。

反キリストなのにキリスト教のブランドだけ利用した統一協会

その文の言う「救いの完遂」のため政界に入り込むため、自らはキリスト教だと名乗りました。

キリスト教は、ミッションスクールや、キリスト教主義病院に見られるようにブランド力が高いですから！

反キリストが自らをキリスト教なんだと名乗る😠

とんでもない話です。詐欺であり冒涜もいいところです！

日本人は、政治家もキリスト教に無知ですからすっかり騙される与党を中心とした政治家がたくさんいたわけでしょう。

同盟国アメリカが、キリスト教を大事にした国家ですから、「キリスト教」（偽っているわけですが）の統一協会とねんごろにやるのが好都合と判断したのでしょうか。

アメリカ人も統一協会をキリスト教でないと知っている

しかし、アメリカにおいて、よっぽどおかしな人でない限り、統一協会をまともに相手にしている人、政治家はおりません。

日本の与野党政治家は早くこのことに気づき、統一協会の中枢部に、その世の中に対して行った詐欺や搾取の悪行に従って、日本の国法に従って、正当な裁きと制裁を加えるべきです。

アメリカや、国際的な関係においてもそれは大事なことなのです。

🔷この件を含め、私は「大平正芳首相のために私たちはもっと祈るべきだった」（大平さんは正統なキリスト教信仰を持った方でした）という記事の中に書きました。大事な件ですからぜひお読みください。▼