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過疎化で考える地方ライブの在り方


こんにちは!


今回は社会派ネタです!



今、日本が抱えている問題は少子高齢化と地方の過疎化です。


少子高齢化だから過疎化してるの…?と思いがちですが意外と地方の出生率って高かったりします。



では何故地方は人口が減っているのか?



それは若者の転出にあります。所謂「上京」ってやつです。



では全国でどれだけ過疎化が進んでいるか見てみましょう。




1位はダントツで秋田県!


ここ5年で7万人減っています。


7万人ですよ!?



1年で1万人以上も人が減ってるってヤバくないですか?単純計算で行くと10年で10万人…50年で50万人…100年経つと秋田県から人が消えます…。まぁそれは無いとは思うけど、とにかく過疎化に歯止めがつかないって感じです。


冒頭に書きましたが決して人の死に対して出生が少ないって事では無いんですが、人の転出+少子高齢化ってのがこの現象を起こしていると思います。


若者が上京をする年代って18歳と22歳が最も多いらしいです。


大学進学・就職・夢を叶える為に…


若者が上京をする理由も色々ありますが22歳を過ぎて地元に残っている人はそのまま地元に残り続けるみたいでこれを「22歳の壁」と言うみたいです。



対して過疎化率が少ない県を見てみましょう!



はい!東京は増え続けています。僕の住んでる地元埼玉県も増え続けています。そして東京に近い神奈川と千葉。地方だと愛知県、そして大阪も若干減ってはいますが過疎化率は少ない。



そうです!



東名阪です!



地方にもライブが好きって人はたくさんいらっしゃいます。でも200キャパのライブハウスに惜しげも無く通う方ってイメージ的に上京してる人が多い様な気がします。バンドを長年やってきて東京のライブハウスで知り合う人って大概上京者の方が多い。


地方の「音楽好き」って大きいフェスやメジャーアーティストのライブには行くけど200キャパのライブハウスには行かないって人が多い気もします。


そこで我々の様なインディーズレベルのバンドが地方でライブをすると起こる現象が…



「お客さん全員東京の人やん!」現象です。



つまり場所を変えただけって言う…



もちろん我々バンドの力不足につきる事なのですが、地方を色々回ってみてライブハウスに通う様な若者がこの過疎化率から見て減ってるのではないのか?と思う訳です。



これから確実に地方の若者は減って行きます。で、ライブハウスに通う様な若者が東京に流出し続ける状況で地方でライブをやる意味合いがいつか無くなるのではないか?と僕は心配しています…。



でもライブハウスにいる地元のお客さんが1人でもファンになってくれればそれで良いのです。


我々バンドマンはその1人の心を掴む為に地方へライブをやりに行くのです。


告知!

そんな我々が来る6/18に新潟はCLUB RIVERST.にライブしに行きます!新潟の皆様是非来てくださいね!



でもさぁ…ライブ好きな人も都市部に集まって地方のバンドも人気出ると東京か大阪か名古屋に拠点移すじゃん?



もう東名阪で良くない…?笑



結論

猪口才な僕が言うのもあれなんですけど、たぶんツアーの組み方って戦国時代の国盗りみたいなのと一緒で、自分の地元を制圧出来てないと地方(地方のバンドは東京)に行っても負けるんですよ。


つまり地元で人気が無いバンドが地方に行ってもあまり意味が無いと思うんですよね。


地元で勝ち取ったファンと言う名の兵力と共に地方を制圧しに行くみたいな感じでツアーって組むと良いと思います。


地元から徐々に勢力を伸ばして行くみたいな。


で、天下統一と言う名のデカ箱ワンマンやメジャーデビューが待っている感じ。


だからツアーって数回れば良いってもんじゃないし、行けば良いってもんじゃないし、今のバンドの状態や状況やタイミング。ファンと言う名の兵力があるか、そういったところも加味して戦略的に行かないと絶対失敗します。ツアーに行くのもタダじゃないし、価値あるツアーにするかただの旅行になるかそれはバンド次第。


幸い我々のバンドには地方にも来てくれるファンと言う名の兵力がたくさんいます。本当にありがたい事です。


地方でライブしても地元と錯覚するくらいです。共に戦ってくれるファンには感謝しかないです。


まずは「東名阪」を制圧出来る様にこれからも頑張って行く次第でございます!




じゃ東名阪で良くない…?笑



−劇終−


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