見出し画像

ただの看護師が腸活を伝える理由

看護師になった理由

私が看護師になった理由は、病気で困っている人の役に立ちたいから✨
…ではなく、実は母親から勧められたから💦

特に自分の“やりたいこと”が見つからなかった私は、
「資格を取っておけば苦労しないから。」
そう言って看護師の道を勧めた母親の言う通りに進学しました。

でも…そんな風に特に惹かれて選んだ仕事ではなかったので、
正直看護師として働くことにも夢やワクワクする希望も正直なかったんです😥

就職1年目は希望して消化器外科に配属になりました。
消化器外科を希望した理由は一番大変そうだから💧

なぜ大変そうなところをあえて選んだかというと、
「最初に嫌なことをやっておけば、後から楽できる!」
そんな考え方を持っていたからです。

消化器外科は本当に大変で有名だったらしく、同期が他に3人いましたがわざわざ希望して入った新人は私だけでした🤣

就職してからは、覚えの悪い私は先輩ナースやドクターに毎日のように怒られてばかり・・・専門知識や専門用語にもついていけず、

“やっぱり看護師になんてならなければよかった。。”

…そんな風に思うこともありました。

看護師時代の歴史と転機

最初の病院での勤務は精神心的にも体力的にもツラく、結局私は別の病院へ移ることにしました。

新しい病院で希望病棟を聞かれた時、
もうどこの病棟へ行っても怖くないはず!!と思い
「どこでもいいです!」
と答えた結果、たまたま配属された部署はスタッフ不足だった人間ドック。

病院には「病棟」しかないと思っていた私には、
病院なのに“治療”もなく“患者さん”もいない新しい世界!
なんだか拍子抜けしてしまい、不思議な感覚でした。

そこでは毎日違う“受診者”の方に一人ずつ同じことを繰り返し説明し検査を受けていただく業務。

「なんだかバスガイドになった気分…」
「これって看護師の免許必要なのかな?」

…と、ますます“看護師としての価値”が自分にはないような気がして喪失感にも似たなんとも言えない感覚でした。

そんな中で業務の一つとして私が担当することになったのは、
看護師人生で初めての『保健指導』でした。

これは生活習慣病であるメタボリックシンドローム、
いわゆる「メタボ」を減らし、病気を未然に減らすための取り組みです。
(厚生労働省としては予防医学を強化して、医療費削減にもつなげるという目的があり人間ドック事業を推進しています)

人間ドックを受けた受診者の中でメタボと判定された方に声をかけ、
一人ずつ生活習慣を聞き取り、食事と運動などの習慣を改善するための目標を一緒に立てていきます。

人と話すことが好きな私はこの生活指導は人間ドックの業務で唯一好きな時間でした。
誰しも喜んで病気になりたい人なんていないはず!
「なんとか力になりたい!」
そんな気持ちだけはその頃から人一倍持っていたんじゃないかな?と思います😊

私が保健指導をさせていただいた方は500人以上。
その中で健康意識が高まり、何かしらの行動変化を起こしてくれた人は8割以上もいました✨
さらにその半数以上の人が半年後には体重が平均3.6kgも減少していたんです🎉
もちろん1年後の人間ドックでは血液データや血圧、血糖値の改善もしていて見事、メタボからの脱却を果たしていたんです♪

それを学会で発表したときはとても誇らしかったのを覚えています。

仕事にも慣れてきた頃、出産を機に人間ドックを離れることになります。

育休明けに配属されたのはHCU(集中治療室のようなところ)でした。
そこでは一転、生きるか死ぬかの瀬戸際に関わることも多く、毎日がバタバタと過ぎていました。
それでも、誰かの命を救うお手伝いができた✨というやりがいも感じて看護師になって良かった!と思えるようにまでなっていました。

再び出産・育休を経て配属された部署は消化器外科・内科の混合病棟。

最初の病院同様、消化器外科は忙しくて大変な部署ではありましたが、
その時の私はもうどうにか一人前に働けて後輩にも頼ってもらえるぐらいの看護師になれていました😭

働くのも辛くない!頼りにしてくれる後輩がいる!お給料も安定してもらえる!時短も使わせてもらえる!

居心地が良くて働きやすいのに、なぜかモヤモヤする…
心に引っかかるところがあったんです。

その原因はすぐに分かりました。

入院生活での治療が終わって笑顔で帰っていく患者さんですが
また突然入院になる、何度も入院を繰り返す方が結構多かったんです。

ひどい時だと、
退院したその足で外食をして病気をぶり返し、数時間後に再入院になる…そんな方もいらっしゃいました😱

そんな時に思うことは、
「この人には家での生活をもっと教えてあげなきゃダメだ…」
ということでした。

退院後の過ごし方をもっと時間をかけて伝えてあげなきゃ💦
…分かってはいるのに、
元々仕事量の多い病棟に加えて急な検査や入院、手術など、、、
とてもじゃないけど、やらなければいけない業務の他に一人ずつ患者さんに家での生活のアドバイスなどをお伝えする余裕はありませんでした。

そこに私のモヤモヤはあったんです。

腸活に出会う

「病気にならない方法を知ってもらわないと本当の意味で誰かを救えないんだ…!!」
「人間ドックのように「予防医学」を伝えた方が、たくさんの人をそもそも病気になる前に救えるんじゃないか?」
「私にできることはないのか?」

そんなことを考える毎日。
そこで出会ったのは『腸活』でした。

・腸には免疫機能の約7割が集中している!
・腸が健康になるとアンチエイジングにも効果的!
・腸内環境が整うと痩せやすくなる!
・腸は性格まで変える!

消化器に関わる病棟に長年勤めながら知らないことばかりでした😳

最初は腸活のことを“流行りのダイエット方法”と同じように、いつか消えていくものだと思っていました。

それでも気になって腸活について調べていくと、実は腸活でいいと言われていることは、保健指導でお伝えしていた中性脂肪やコレステロールを下げることに役立つ食習慣や生活習慣とよく似ていたんです。

そこで、「一時的な流行りではなくて予防医学に通じてる!!」と確信しました。

《これなら私にも幅広い年代に予防医学を広められるかもしれない!》

そこから私は本格的に腸活を学び、腸育コンシェルジュを始め、腸に関わるであろうファスティング、食育・栄養に関する資格などを取得しました。

また、健康を維持するためのヨガや筋トレ、デトックスするためのリンパマッサージ、人へ伝えるためのコーチングスキルなど幅広く学び資格を取ったんです。

これで腸活を教える準備は完璧♪

まずは自分の腸を整えるところからから…♪
と余裕をかまして始めた腸活は、、、

見事に【大失敗】しました😱

看護師を続けながら全く違う働き方を作っていくのは難しいと感じた私は、
本格的に腸活を広めていくために、15年間看護師として働いてきた病院から離れることをとうとう決意しました。

“病院より多くの人を救ってみせる!!”そんな気持ちを持って😌

それからたくさんの人に出会い、学ぶ機会がありました。
こうしてやっと、
一人一人に合わせた腸活の方法を習得することができたんです🙌

美腸活ナースとしてできること

初めての生徒さんを持った時、始まって数日だったにも関わらず自分と生徒さんの夢が叶えられることが嬉しすぎて涙が溢れてきたのを今でも覚えています。

「将来病気にならない人を増やしたい」私のその思いは変わりません。
それには、できるだけ早いうちから普段の生活の中で病気を予防できる方法をたくさんの人に知ってもらった方がいいんです。

だから、そのきっかけが「健康」でなくても構いません。
ダイエットでも、アンチエイジングでも、アトピーを治したいでも、
なんでもいいんです!

少しでも多くの方の役に立てるようにSNS発信をはじめ、必要とされる方にオンラインやオフラインでもパーソナルな腸活を提供し続けていきます。

そして、美腸活ナースとて『人生を自分らしく生き生きと生き抜ける人』をこれからも増やしていくことに人生を捧げていきたいと思います。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?