![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98969686/rectangle_large_type_2_217a3c6612531f311e4a995e76c2cb64.jpg?width=800)
好きがとまらない35号 ハッサク大福
柑橘づいている日々。
多種多様を食し、楽しんでおります。
実は、小さな頃から1番好きな柑橘類は
『八朔(ハッサク)』。
これほど沢山の柑橘類が出てくる中で、
好きランキングはなぜか不動の1位。
ハッサクの中にある
味の濃さ
すっぱさ
ほろ苦さ
ジューシーさ
噛み具合
まとめて全て好き。
その絶妙なバランスがたまらない。
たとえ、見た目は少々イケていなくても。。。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98970041/picture_pc_a81a46107cb03311c20d18e0a4eacc02.jpg?width=800)
硬い皮をむく時の、めんどくさ感すら、好き。
手が汚れても、
汁が飛んで目に入った〜と騒いでも、
いいの・いいの!!
好きなものの前では、それぐらいのことは、瑣末なことにしておけます。
そのハッサクが
「ハッサク大福」に変身して、福山駅構内で売られていました。
最初みた時は、
『イチゴ大福のブームにあやかって、出てきたのね…』
『生のハッサクの方が絶対いいよね〜』
『でも、話のネタに一回試してみる?』
ぐらいの期待感。
それで、帰省帰りの新幹線の中のおやつとして1つ購入。
関東に向かう窓の外を眺めながら、一口齧る。
柔らかい大福の中から、
ハッサクの果汁が口の中にパシャッと広がり、
ほろ苦さを感じたと同時に、
白餡の優しい甘さとハッサクの酸味がやってきたことに驚いて。
口の周りを粉だらけにしながら食べ進めるうちに、なぜか涙も出てきて。
住む地でも、楽しく暮らしているけれど、
全てのことを自分で選択・自分で責任をとる覚悟が必要です。
実家で束の間でもそれを放棄していると、
そういった覚悟が揺らぐというか。
心細さが増すというか。
そして、祖父母・両親・姉妹に何かあっても、
直ぐに駆けつけられない距離に移動することにも、寂しさや後ろめたさも浮かんできて。
甘いだけではない、ちょっとほろ苦さも感じるハッサク大福を食べていると
自分では認めようとしていなかったモヤモヤが
どんどん浮き彫りになってくる気がしました。
今、思うと、
『もう、甘えているだけの段階じゃないんだよ。苦いことも、酸っぱいことも含めて、全部飲み込んでいかなくちゃ』
みたいな感じだったのかもしれません。
そんな自分の感情にもビックリしながら食べたのを覚えています。
それから、福山駅構内でハッサク大福を見つけると、帰省帰りの新幹線の中で何度も1人食べました。
その後は、初めて食べた時のように、涙が溢れたことはなかったけれど。
帰省帰りの回数を重ねるうちに、
鍛えられ、たくましくなり、
「なんとかなるか」「どうにかできるか」と思うことも増え、
これからまた自分が住む街で踏ん張るぞの儀式だった気もします。
そんな気持ちに寄り添ってくれたのが、ハッサク大福。
私だけの密かな愉しみがあって良かった。
そして、縁あり、帰省先と同じ広島県に住むようになり、新幹線の中でハッサク大福を頬張ることはなくなりました。
そんな想い出の、「ハッサク大福」
今でも街中でハッサク大福とみると、やっぱり買っちゃう。
それは、もう条件反射的に。
好きだから~もう、これは仕方がない。
そして、2年前に徳島大学ヨネケン敏腕秘書あべみょんさんが
ハッサク大福を紹介しているnoteに出会う。
もちろんガン見↓
これは、因島に行った時に、絶対ゲットしようとメモ。
去年は叶わず、今年の手帳にも写し書く。
今回、2年越しにその夢叶う♫
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99007010/picture_pc_23ffcae1b5ac0868f899b330f7545b36.jpg?width=800)
『まつうら』さん
しまなみ海道の途中にある生口橋:因島インター降りて直ぐ、
エディオンのお隣にお店があります。
そんなに近くなのに、我が家は道に迷い20分ほど周辺をさまよいました。
もう行き着けないかと思った💦
お店を発見し、興奮状態で扉をあける。
計画では自分+家族(実家・姉夫妻・妹夫婦)へのお土産として、
4家族✖️2つ購入。
勢いづきつつ「8個くださ〜い‼︎」と言った私に、
「お土産ですか?分けて入れましょうか?」とお声かけいただき、
お言葉に甘えて2つずつ小分けパッケージに。
「お手間おかけします」とお礼を述べると、
「みなさんで楽しんでくださいね〜」と、またまた温かい声。
何気ない会話のやり取りからも、
もう、このハッサク大福が優しい味であること大確信。
そして、念願のハッサク大福
食べた!!!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99274641/picture_pc_142f4d01d5dac596db3617e862af5605.jpg?width=800)
うんま~!!!!!!
柔らかい~!!
果汁弾ける~!!!
優しい甘さが押し寄せる~!!!
これを幸せと呼ばずして、何を幸せと呼ぼうか…というお味でした。
堪能〜♪
やっぱり、好きなものは好きなんだ〜!!!
今度から好きな食べ物の欄には
『ハッサク大福』と堂々と書く決めたのでした。
皆さまも、機会があれば是非♪
~~~~~~~~~
『はっさく工房まつうら』さんのHPを見つけました↓
色んな種類があります♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?