私がつぶれた理由❁7

特発性過眠症と副作用について書いたので、次は宗教についてです。

宗教の人達の訪問

私は実は宗教一家の二世?三世?なのでした。ニュースでもある女優さんが広告塔になって消えてしまいました。(いや、私が見てないだけかも知れませんが。)

幼い頃から某有名な宗教に入っています。女優さんやタレントさんも多いようです。別に宗教が悪いと言ってる訳ではありません。

皆さん自分の信じたものを信じればいいと思います。

ですが強制的に入れられた様なものなので私は宗教に苦しむことになります。

教育は怖いもので、昔から教えられたものを信じます。国のために死んでくれという教育をされたらそうするのと同じように。

これを信じなさい。と教育されるのです。

しかし、私は信じきれませんでした。
反抗心が芽生えてしまい、やりたくないけどやらされる状態になりました。

一人暮らしの住所は親づてにバレます。
なのでよく、ピンポーンと訪問されました。

最初のうちは「いい子ちゃん病」の私は言うことを聞いていました。

しかし毎月訪問され、紙を配られ、集まりに来るように言われ、本を読みなさいと言われるうちにしんどくなっていきます。

なんせ、月4万円の医療費と痛みと眠る罪悪感を平日に抱えながら仕事をこなし、休日は宗教の集まりに来てね!、本を読んで感想を書いてね!と言われるのです。

本は400ページほどで、3週間毎に感想を書きます。その時の企画がそれだっただけです。別に信じていれば苦痛ではないのですが、信じきれないばっかりにしんどかったのです。

この事を友達に話すと「何を真面目にやっとるん…笑」と言われました。確かに。今ではそう思います。

でも、当時はバチが当たるような感じがしてイヤイヤやっていました。

嫌なら、やらなければ良いのですが、この時の私は宗教をできない事に申し訳なさを感じていました。

段々と何故こんなにしんどく働いているのに、したくない宗教までしないといけないのだ。と思うようになります。

そして、それからは集会にも出ず、居留守を使っていました。

心の中では「わざわざ来てくれてるのにごめんなさい。居留守つかってごめんなさい。」という罪悪感と申し訳なさがいっぱいでした。

でも、私には面と向かって「家族に宗教をやりたくない。」と家族を敵に回すことも、

わざわざ来てくれる人に「帰ってください。」という勇気はありませんでした。

何故か書いていて涙が出てきます。
自己主張が出来ないタイプなので、ここにこうやってでしか書けません。

いい子ちゃんを辞めた私は、
後に父親から陰で「ちょろは宗教をやらないから病気になった。」と言われます。

私からしたら逆です。謎の罪悪感が、ピンポーンとなる度に心の中に溜まっていきました。

本来なら気持ちがスッキリするものだと思います。宗教をすることによって、自分の目標を明確にし、祈ることで雑念を取り払えるものだと思います。

でも、私にはそうでなかったのです。

今も訪問されますが、そんな心の余裕がなく出られません。対面するのも心が消費されるので難しいです。ごめんなさい。私の為を思っての行動だとは思ってます。けど苦しいです。

次は遂に親の話をします。
つづく

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