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オープン保育園が教会でやってる?!

スウェーデンには待機児童がおらず、基本的に1歳以上の子は希望すれば保育園に入ることができます。ただ、申し込んでから入学するまでに、最大4ヶ月(自治体による)待つ必要があります。私たちは4月に引っ越して申し込んで、8月から保育園に入れることが決まったのですが、それまでの間、子どもと一緒に楽しめる場所はないかと探していました。


そんな時、なんと地域の教会で、誰でも参加できるオープン保育園をやっていることを知りました。日本でいう児童館のような感じだと思います。たくさんの親子が参加していて、せんちゃんも子どもに会えて楽しそうだし、今では平日は毎日のように通っています。


自宅から通える距離に2つの教会があり、どちらも特色があってプログラムも違いますが、どちらも無料で、予約不要で誰でも参加できて、たくさんのおもちゃが利用可能!ということは共通です。中でも、私たちが特に気に入っているのは、お歌の時間とダンスの時間です。毎日30分ほど、みんなで輪になってスウェーデン語の歌を歌います。先生がギターやたいこをたたきながら、色んな歌を教えてくれます。時にダンスもあって、赤ちゃんを抱っこしながらの“ベイビーディスコ”はなかなか筋トレになります笑。家でYoutubeを見たりして復習もしながら、親にとってもスウェーデン語を学ぶ良い機会になっています。これなら8月に保育園に入ってもすんなり馴染めそう。


また、大人用にコーヒーやサンドイッチとかも用意してくれていて、一応10クローナということになっているのですが、支払いは置いてあるQRコードを読んで各自支払う(SWISHというスウェーデンのpaypayみたいなもの)か現金を置いておくだけで、誰がちゃんと支払ったかとかは誰も気にしてないようです。私たちはまだパーソナルナンバーがなくSWISHのアカウントが作れないので、いつかまとめて払えばいいよと言ってもらいました。(このへんは教会によると思います)


せんちゃんもこのサンドイッチが大好きで、中に挟んであるチーズをもりもり食べます。初夏の気持ちいい日差しの中で、他の子どもたちの声を聞きながらの食事が気に入っているようです。


なお、教会といってもあまり宗教色が強くなく(私たちも信者ではありません)、かなりオープンな場です。日本における神社やお寺と似てるかもしれません。イスラム教のヒジュラを被ったお母さんも参加してるのには少し驚きました。

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