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子供に大麻?ダメに決まってる…だろ?

違法であろうが合法であろうが、良識?のある大人代表として大麻の正しい知識を持っておくことは必要です。未来を担う子供には大麻に関して偏見なく、ありのままを説明できるように理解していないとダメです…よね?

もし我が子が大きく成長してから大麻を使用するとしても、本人の自己決定に任せます。大麻は大麻です。善にもなるし悪にもなりますが、それは子供に対して正しい知識を与え、教育を受けさせることができたかで決まるでしょう。

既に子供がおられる方から、出産予定の妊婦さん、子供はいないけど近い親戚にカワイイ甥や姪がおられる方は、正しい大麻の情報を共有して、偏見なくありのままを教えましょう。

ちなみに妊娠中の大麻使用は、妊婦やお腹の中の赤ちゃんにも乱用しなければ、そんなに問題はないのですよ?知ってました?

日本で大麻は違法なので…

合法国ではどうなのでしょうか?
もちろん、たとえ大麻が合法だったとしても未成年の大麻使用は違法です。ですが、日本のようにテレビやネットで晒されたり、禁固刑などの重い罰ではなく、大麻程度なら更生プログラムを受けさせて、大麻に対する正しい知識を教えるだけで終わりです。どちらかといえば、大麻を使用した子供よりも、大麻を売った(与えた)側に対して取り締まることを重きとしています。

では、何歳なら大麻を嗜んでもいいのか?”医療大麻のお医者さん 正高佑志さん”はこう仰っていました。

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BMCに掲載された記事です。
カナダで合法化された非医療用大麻の最低法定年齢の選択

19歳というのはあくまで目安となりますので、19歳になったから問題ないというわけではなく、”成人になったら特に問題ない”ということです。ようは自己責任だということですね。

成人年齢も国によって違うのですが、大体19〜21歳です。
学校や親から違法薬物に対する知識を教えられたことが大前提となりますので、「何が違法でダメなのか?」「なぜダメなのか?」という知識と、個人の意思をしっかり持った大人として扱われることが、日本とは違い、臭いものには蓋をするのではなく、現実としっかりと向き合っていることがわかります。

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子供でも大麻を使用できる方法があります。

それは医療大麻の使用を許可された子供です。小児癌やてんかん、難病を患った子供には大麻成分の摂取を許可しています。

ボストン在住の知人が教えてくれたのですが、公共の場で子供が大麻を吸っていたとしても、怒って無理やり取り上げるようなことはせずに、その子がなぜ大麻を使用しているのかをしっかりと聞いた上で注意するそうです。

もし遊び半分で大麻を使用していた子供から取り上げたとしても、より強いハード・ドラッグに走ってしまう可能性が高いため、大麻程度で楽しめているのなら大麻で留めておいた方が余程かマシだという考えなのだそうです。

大麻成分の摂取を許可しているといっても、国の法律や州法によって変わります。何よりも医師や親が医療大麻に対する理解や知識があるかどうかにも大きく左右され、大麻医療専門医というのも実際は存在しなくて、内科や整形外科でもカテゴリーに関係なく処方することができるのです。

誤解がないように書きますが、大麻を燃やした煙を子供に吸わせるのではなく、エディブル(大麻成分入り食材)やオイルに形を変えて、子供が抵抗なく摂取できるようになっています。煙で吸わせることしかできない場合は大麻成分を医療機器で気化させることで、負担なく摂取できるようになっています。

実際に、子供が大麻を使用していることを想像できますか?

でも、やはり未成年や我が子が大麻を使用するなんて、たとえ大麻が解放されたとしても、受け止めにくい話ではないでしょうか。

これは実際に大麻によって人生を救われた方が、大麻に辿り着くまでの道のりを描いた映画です。その中には子供を含め、うつや不安症、PTSDを患っていた方が多数出演されています。

現在、大麻が合法となった国も、もとは日本と同じ違法だったのです。

では、なぜ違法だったものが違法ではなくなったのか?「ハイになりたいジャンキーの集まりが暴動でも起こしたんでしょ?」「麻薬中毒者が多すぎて、治安が悪くなったから仕方なく解禁したんでしょ?」「マフィアの資金源を絶つためなんでしょ?」

それは少し違います。

もちろん、大麻を合法化させた理由は国よって様々ありますので、一概に世界中の人が大麻の有効性に気づいたという理由だけではありません。

ですが、大麻を使用することで人生を救われたり、生きる希望を持てたという人が自ら声をあげたのです。大麻は違法薬物と教育を受けてきた人たちが、自分たちの病気や不遇な環境から生きる希望を見失いかけたなかでも、「生きたい」「生きる希望を持ちたい」と願い、やっとの思いで辿り着いたのが大麻なんです。

高齢者だってそうです。大麻が合法となった国では、大麻を生活の一部として取り入れ、生活の質を向上させた高齢者も数多く、年々増加傾向にあるのです。

老化による身体機能の低下や、病気により絶え間なく襲われる痛み、薬による副作用など、生きながら死んでいくような思いで過ごしている高齢者にとって、大麻との出会いは奇跡としか言いようがないと私は思っています。

大麻は高齢者のとって、生活の質を向上させるだけなく、コミュニケーションツールとしても有効活用されています。また、自家栽培することにより生活のなかでのやりがいや生きがいを提供してくれるのです。

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薬物教育に矛盾を感じます

日本の薬物教育は、早くても小学校低学年頃から始まります。現在、大麻の有効性に気付いた国では、大麻が違法薬物として扱われていた時代のものとは全く別物です。

国によってはLSDやMDMA、マジックマッシュルームなどの幻覚剤ですら医療目的として合法となった国や州があります。

ですが、日本ではいまだに「違法薬物は違法」「だめ、絶対!!」と、絶賛思考停止中です。

では、日本と同じように違法薬物として扱いを受けてきた大麻などが、国が変わると当たり前のように買えるようになったのか、なぜ気にならないのですか?

人生を狂わすような薬物なら、今でも違法のままで取り締まりの対象になっているはずですよね?

大麻は、この国を一歩出れば医薬品です。
そして、日本の薬物教育はおかしい!

その真実に気付きましょう。声を上げましょう。嘘偽りなく、未来の子供達に間違った薬物教育を受けさせるのを辞めさせましょう!

そうでなければ、子供たちは間違った偽りの知識と悪い環境の中で大麻に出会ってしまうことになります。子を持つ親として、それだけは避けたいのです。

しっかりとした知識を持たせ、その場のノリに流されることなく、本当に大麻が必要なのか不必要なのかをしっかりと判断できる子供が一人でも多く増えることを願いたいのです。

病気で困っている同級生や、その家族を見つければ、選択肢として大麻があるということを上手く説明できるような子供が一人でも増えれば、もっと日本はよくなるのではないでしょうか?

自分はそう思います…そう願いたいのです。

最後に…

CBD Nationとは違う、別の動画をこれを見てくださった皆さんと共有したいと思います。

医療大麻につい­てのドキュメンタリーとして、CNNで2013/8/11に放送されたものです。知ってる人は知ってますよね?そう、シャーロット・フィギーです。

この動画は、GREEN ZONE JAPAN 理事/翻訳家 三木直子さんが翻訳された動画です。三木さんご本人からのURLを教えてもらい、動画を6枚貼らせていただきました。

10分程度で動画が切れるのは、当時のYouTubeは10分程度の動画しか貼れなかったそうです。三木さん、ありがとうございます:)

シャーロットの物語は、2013年にCNNのサンジェイ・グプタ博士のドキュメンタリー「WEED」に取り上げられて世界的に注目を集め、その後、重要な役割を果たしました。このドキュメンタリーでは、シャーロットが笑って遊んでいることを紹介し、彼女の発作はCBDによって抑えられている事を紹介しています。

シャーロットは、乳児の時に現れる希少てんかんである「ドラベ症候群」を患っていました。彼女が生後3か月のころから、1日に数百回もの大小の発作を起こしていました。現状では薬剤による治療は効果がないことが判明し、5歳までにシャーロットは歩いたり話したりする事が困難になり、栄養チューブが必要になりました。

子供のてんかん発作を、大麻から作られた油で治療したカリフォルニアの家族について耳にした後、母親であるペイジは大麻治療の可能性について研究を始め、すぐにコロラドスプリングスの医療用大麻薬局のオーナーで、CBDが豊富な大麻を開発していたジョエル・スタンリーとつながりました。

ペイジは、CBDオイルの摂取を開始するとシャーロットの発作が劇的に減少したため、シャーロットの抗てんかん薬の摂取をやめました。強力なてんかん薬の副作用から開放されたシャーロットは、歩いたり、遊んだり、自分で食事をすることが出来るようになり、彼女のこうした物語は学術文献で取り上げられました。

子供がドラベ症候群や同様の疾患に苦しんでいる世界中の家族にとって、この番組で紹介された映像は啓示と希望でした。そしてその後、何百もの家族がコロラド州の医療用大麻法に基づいて子供たちにCBDを与える為に同州に移り住みました。この移住は非常に大規模だったため、後にこうした家族は「マリファナ難民」という名前が付けられたほどでした。

シャーロットは、すぐに米国中そして世界中の医療用大麻運動の著名な顔となり、ペイジとスタンリー兄弟はCBDを合法化するための運動家になりました。その後CBDを認める法律は、他の保守的な州でさえ次々に勝利を収めました。

ですが、世界中の大麻法に大きな変化をもたらす運動を引き起こしたコロラド・スプリングスの少女、シャーロット・フィギーは、新型コロナウイルスに関連するとみられる合併症でこの世を去りました。

彼女は13歳でした。

天国に旅立った彼女を、母であるペイジ・フィギーのフェイスブックで「シャーロットは、もはや苦しんでいません。もう彼女は発作の心配がありません。愛してくれてありがとう」と投稿され、家族のプライバシーを尊重するよう求めました。

お悔やみの言葉が、ペイジのFacebookに殺到しました。これは、シャーロットちゃんが長年にわたって獲得してきた証です。たくさんの弔辞が届いており、その中には、てんかん財団の名前もあったそうです。

そのてんかん財団は当初、大麻がてんかんに効果がある事を認めるのに難色を示していましたが、後にCBDの可能性を受け入れるようになり、この突然の別れに際し「フィギー家の方々に、私たちの深い哀悼の意を捧げます」と財団はTwitterに記しました。

スタンリー兄弟は、シャーロット・ウェブのウェブサイトにおいて「彼女は世界を照らす光でした。彼女は、その小さな肩に我々を載せた少女でした …. 彼女の物語として始まったものは、数十万の物語となり、そして純粋により良い世界を求める何百万もの多くの人々のインスピレーションとなりました。 シャーロットは、私たちの情熱の鼓動であり、そして人間の尊厳と健康は我々の権利であるという信念の原動力であり続けるでしょう。」と記しています。

私も、心からご冥福をお祈りします。

この動画を見た後に、CBD Nationをご覧になると、より一層、CBDの可能性や大麻そのものへのイメージが変わるのではないでしょうか?

CBD Nationの上映スケジュールは、GREEN ZONE JAPANのHPにてご確認ください。そして、是非、家族みんなでご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

私は、全ての介護・福祉従事者の方や在宅で介護をされている方に少しでも多くの情報をお届けしたいがために、無料で掲載しております。

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現在の日本で大麻を使用することは違法です。大麻に対して、多くの人が偏見を持っていることも重々承知しています。ですが、現在合法となった国も以前はそうだった国がほとんどです。

ですが、2020年12月に国連が医療大麻の有用性をついに認めました!まだまだ全世界が、大麻の有用性について賛同したわけではありませんが、現在、約50カ国が大麻を医療目的として使用しています。

世界は、大麻に医療目的として使用する価値があると気付いているのです。それは、私達と同じ日本人の方でも気付いている方が増えてきています。

「百聞は一見にしかず」といいますが、「百聞は一服にしかず」です。そんなに大麻が嫌なら吸わなければいいだけですし、大麻の恩恵を受けたいけど、ハイになるのが嫌だ・怖いと思われるのなら、ハイにならないように摂取すればいいだけです。

ただ、大麻を必要としている人は確実にいます。その人が穏やかに暮らしたいと願う気持ちや、医療目的で大麻を使用したいと願う人の権利を、無知や偏見で奪ってはいけません。

この記事や動画が、人々が持っている偏見を少しでも薄くすることができ、貴方自身が大麻について「もっと知りたい」と思っていただければ、嬉しいです。

大麻のことについて、もっと知りたいと思ってくれた方は、是非、下記リンクをご覧ください。そして、日本にいる全ての介護従事者の方で、大麻合法化が必要だと感じている方は一緒に声を上げましょう!


GREEN ZONE JAPAN
医療大麻に関する、科学的エビデンスに基づいた正しい知識を日本に
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CBDの認知症への効能
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