見出し画像

【CMOコラム 注文革命への道】BOPISとは?OMOとは?今、注目のキーワードをヒントに!

こんにちは。
株式会社チューズモンスターの山本です。

不定期で発信しております、【 注文革命への道(業界のこと、弊社サービスのことなど)】のコラムです。

今回は『BOPIS』と弊社サービス『テイクアウト・デリバリー どこでも注文くん』についてです。

​テイクアウト・デリバリー「どこでも注文くん」とは?

2019年4月に第一回目の緊急事態宣言が発令された際に、飲食店さんのほとんどが店先にてテイクアウトやデリバリーを始めました。

このとき弊社では、テーブルオーダーサービス「いつでも注文くん」を提供しておりましたが、「いつでも注文くんでテイクアウトもできれば便利なんだけど」という当時のお客様からのご要望から生まれました。

初めはイートインの営業ができずにテイクアウトやデリバリーに切り替えざるを得ない飲食店様向けに展開しておりましたが、弊社がチャリティ団体ドライブスルーふくおかに協賛したことをきっかけに各地のイベントでの利用が増えました。

またそこで出会った中食産業(お惣菜店・パン屋・ケーキ屋・和菓子屋)の方々こそ、元々テイクアウト業態ということで親和性があるのではと言うことで改良を重ねていきました。

これこそが、BOPIS!

BOPISとは、オンラインで注文した商品を、実店舗で受け取る(Buy Online Pick-up In Store)の略です

この概念はOMO(Online merges with=オンラインとオフラインの融合)にとってはキーフレーズです。

時代はO2O(Online to Offline=オンラインの情報によって、実店舗での購買行動へ導くマーケティング戦略)から、OMOへとすごいスピードで移っているように感じますが、その中心にあるのがLINEではないでしょうか?

LINEを活用したマーケティングはそういった意味でも、徹底した「顧客目線」「顧客体験志向」でオン・オフのチャネルを融合し、よりよい顧客体験を提供していこうという考え方だと思います。

「オンライン(LINE)で注文や決済をして、実店舗で受け取る」という、どこでも注文くんを通して実現したい買い物体験は、BOPISや、アメリカ大手のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートが2016年から推進しているクリックアンドコレクトという考えと全く同じです。

どこでも注文くんのLINEミニアプリ注文画面

BOPISの成功事例

​​​​【ウォルマート】

ウォルマートにはCleveron 401やCleveron 402と呼ばれる店舗受け取りサービスがあります。ウォルマートの顧客は、Walmart.comで購入する商品を選んで決済の時に「ピックアップ」オプションを選択すると、このCleveron 401で受け取ることができます。Cleveron 402はCleveron 401に比べると拡張性があり、より多くの商品を格納することができます。

【ユニクロ】

2021年10月、ファーストリテイリングは独自のBOPIS「ORDER & PICK」の本格展開を開始。同サービスでは、公式アプリまたはスマートフォンサイト経由で購入した商品を、最短2時間、全国750のユニクロ店舗(2021年10月時点)で受け取れます。クレジットカードによる事前決済のみに対応するため、店舗ではサービスカウンターで商品を受け取るだけ。タイムラグや送料といったECならではの課題を根本解決する、同社の新しいOMO施策です。

【カインズ】

カインズが運営するBOPISサービスが「カインズピックアップ」であり、専用のアプリから注文することで店頭受け取りや、商品確認後に店頭で決済することが可能です。店内受け取り専用ロッカー「PickUp ロッカー」店舗も拡大中であり、BOPISサービスの充実を図っています。

【ワークマン】

2022年現在全国で800店舗以上を構えており、2020年には大手ECサイトでの販売から撤退し、すべての商品を自社ECでの販売に切り替えています。それまでもネット通販が強かったワークマンですが、BOPISの導入からネット通販の67%がBOPISによってもたらされています。さらに、2022年から5年以内には宅配を全撤廃し、店頭受け取りのみの一本化を方針として発表しており、配送コストの大幅な削減が見込まれます。

他にも、マクドナルドやスターバックスのモバイルーオーダーなんかが日本ではお馴染みですね。

​​​​吉野家は、LINEミニアプリを活用したモバイルオーダーなど、多角的な展開をしているということで注目されています。

BOPIS・OMOを事業のヒントに

以上のように、BOPISはOMOの実現にあたって、重要な概念です。

メリットやデメリットと、弊社のシステム導入店舗様の実績などはnoteにまとめていきます。

ビジネスのヒントとして、ぜひ、色々な取り組みや成功事例をご参考にしていただければと思います。

「どこでも注文くん」はリスクなく安価で導入できる料金体系や、無料トライアル期間の整備だけではなく、皆様が取り入れやすいように、システムだけではなくスタッフ様への教育体制やオペレーションの整備も含め、サポートいたします😄

新型コロナウイルスの影響で飲食店中食・小売店にとって厳しい状況が続いていますが、一つでも多くの店舗様をサポートできるよう、今後もサービスの開発・改善に取り組んでいきます!


いいなと思ったら応援しよう!