マガジンのカバー画像

てんびん座

28
駆け出しの青年ライター・長野 大生と森 恭佑によるユニットマガジン「てんびん座」。(2人の共通点は、そう、10月生まれである。)交換日記をこそっと盗み見ているような、2匹の金魚が…
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

あなたにぴったりの言葉さがし。

あなたにぴったりの言葉さがし。

何も知らず、九州のあたたかい地域で幸せに生きてきた自分が、東北へ行って何ができるのだろう?何が言えるのだろう?無知が故に、被災された人を傷つけてしまわないだろうか?

そうして不安になりながらも、東北に訪れた時の感覚。涙を流してくれたガイドさん。津波で流された建物。あの感情は、今でも忘れられない。

と、言いたいところだが。それはきっと無理なのだ。

わかる〜〜それ〜〜〜!!と思ってから、早6日。

もっとみる
ひと粒ひと粒、味わっている。

ひと粒ひと粒、味わっている。

何に対してもそうなのだけど、僕はタイトルをつけるのが苦手。本文は書けるんだけど、それに題名をつけるとなると…手が止まってしまう。

ちょーのくんが題した、最近グッときた言葉は「幸せを、無駄遣いしよう。」って、どういうことなんだろう?後に続く言葉の中に、何かメッセージが隠れているのかなぁ。うまく見つけきれなかったけど、この題名、なんか分かるかも。

確かに、「無駄遣い」をしている時こそ、僕は幸せを感

もっとみる
最近グッときた言葉は「幸せを、無駄遣いしよう。」

最近グッときた言葉は「幸せを、無駄遣いしよう。」

4月17日にスタートした「てんびん座」。
どんな形で進むのか、どんな話題に広がるのか、未知数な感じにウキウキ。もりきょんに続いて、僕も書いていきたいと思います。

ちなみに「もりきょん」と呼び始めたのは、このマガジンの作戦会議の日。

彼と知り合う前に「もりきょんって2人いるんだよね」なんて耳にしてたもんだから、僕なりに区別して「もりくん」と呼んでました。
でもよく話すようになってくると、徐々に違

もっとみる
モルの書きはじめ

モルの書きはじめ

「てんびん座」のはじまり、はじまり。
ちょーのくんと交互に連載していくこのマガジン、恐れ多くもわたくしめが最初の火蓋を切らせてもらいます。

と、本題に入る前に、このマガジンのヘッダー写真の話を。
この「てんびん座」マガジンにまだ名前もついていない頃、作戦会議をしようじゃないかと集まった僕たち。その日に僕はカメラを持ってきた。愛用のフィルムカメラと、重たくて持ち運びづらい本格的な三脚である。小生意

もっとみる