見出し画像

ファスティングの本当の効果とは

みなさんこんにちは!

トレーナーの沢田です!

本日はファスティングについてお話ししていきます。

ファスティングという言葉は聞いたことがあっても、実際にどのようなことをするのかはわからない方がほとんどだと思います。

そのような方のためにファスティングの「フ」の字から説明していきます。

それでは早速行きましょう!



ファスティングとは

まずはじめにファスティングとは、一言で言うと断食です。

1日から5日ほど断食し、体を整えるようなものです。

ざっくり言うと準備期、本番、回復期があります。

断食の長さによって準備期と回復期の長さも変わってきます。

ある程度の期間であれば、ファスティング期間が長い方が効果は大きく出ます。

その期間の決め方ですが、ファスティングを行う目的によって変わります。



ファスティングで得られる効果

ファスティングで得られる効果は様々あります。


〈デトックス〉

何と言ってもまずはこれです。デットクスというのは腸内環境のリセットです。

まずなぜデトックスする必要があるのかと言うと、我々は食べたものは全部腸で吸収されます。

しかし長年の不摂生であまりよくないものが腸に蓄積されていたり、環境を汚していたりすると栄養の吸収能力は落ちるため疲れやすくなったり、内臓代謝ができず痩せにくくなったりします。

ファスティングすることでこれらの汚れや腸内環境が一旦リセットされるので、ピカピカな状態になります。

すると、代謝は上がり、体に悪いものを弾くようになります。

また幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは腸で作られるため、腸内環境が整うことでセロトニンをしっかり作り出せるようになるので、鬱や摂食障害の改善にもつながります。



〈体質改善〉

基本的に人間は肝臓と筋肉に貯蔵されるグリコーゲン、血中のグルコースという順番で糖質からエネルギー代謝をしていきますが、これらがなくなると脂肪がエネルギーに変換されていきます。

この時ケトン体というものが必要になってくるのですが、ファスティングで少ないカロリーで生活しているとケトン体が多く作られるようになります。

つまりこのケトン体が増えるということは、痩せやすい体になっていくとも言えます。

ファスティングが直接的なダイエットとして考えるのは大きな間違いで、あくまでファスティングすることによってケトン体が増え、脂肪をエネルギーに変えやすい体になるから痩せる。ということになります。



〈リフレッシュ〉

日頃感じている疲れやストレスなどの原因が、実は食生活から来ていたりします。

砂糖を食べると一時的に血糖値は上がり、セロトニンも分泌されます。

しかし、急激に上がった血糖値は当然その反動で急激に下がります。

このタイミングで虚無感と依存性が生まれます。

その時にアドレナリンやグルカゴンなどのストレスホルモンが出て、それを解消するためにまた甘いものを食べるという悪循環に陥ります。

これを無くしてくれるのがファスティングです。

腸内細菌や毒素などを全て排出し、さらに綺麗な食事をすることで体の中を入れ替えることがでできます。



〈脳の活性化〉

世界的な発明家や科学者は、適度な空腹時や集中できる脳波のタイミングでひらめいていると言われています。

脳が最も活性化している時、α波という脳波を出していると言われています。

そのα波を出すためには適度な空腹が必要とされています。

ファスティングをするとオレキシンという神経発達物質がたくさん作られます。

わかりやすくいうと、空腹の時いつもより食べ物が美味しそうに見えたり、良い匂いに感じたりなど、五感が研ぎ澄まされます。

その結果、生活習慣の改善につながります。



〈生活習慣の改善〉

先ほどちらっと言いましたが、五感が研ぎ澄まされることで生活習慣の改善になります。

例えば、味付けが薄味になったり、チョコレートも甘いものが食べれなくなったりします。

塩分でいうと、厚生労働省が発表している塩分上限摂取量は日本人男性9gとされていますが、平均11gとなっています。

ファスティング中は塩分を全く摂らないので、この塩分に対する感度というのはとても高くなります。

そのため、塩分濃度が高いものや、甘いものなどはそこまで必要ではなくなります。




以上、ファスティングの本当の効果でした!

アメリカなどでは医療扱いされるレベルのものなので、是非みなさんも一度やってみてはいかかでしょうか!

それでは、次回の記事でお会いしましょう!!

それでは!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?