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解剖学vol.11 【大臀筋】

みなさんこんにちは〜絶賛筋トレ自粛中(勝手に)ちょんまるです!!

本日もやっていきましょう!解剖学編11話!最強の筋肉大臀筋です!

知らない人はいないと思いますがお尻の筋肉です!

めちゃくちゃでかいです!

この記事読めばナイスバディ間違いなしです!(保証はしません笑)

それではいきましょうー!!!


※臀筋群についてざっくり書いた記事もありますのでそちらもあわせてご覧ください。



1.大臀筋とは

いわゆるお尻の筋肉です。

人間の身体で単一筋としては最大の体積を誇る、まさに王者の筋肉です!

お尻の付着しており、日常動作では歩行動作、スポーツ時には短距離走やタックルなど、股関節を大きく伸展させる動きに使われます!
具体的には後々説明します。



2.起始・停止

大臀筋は起始部において浅部と深部、停止部においては上側と下側の分けて考えられます。

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起始
浅部:腸骨稜・上後腸骨棘(PSIS)・仙骨・尾骨
深部:腸骨翼の臀筋面・仙結節靭帯
停止
上側:大腿筋膜の上部で腸脛靭帯に移行
下側:大腿骨の臀筋粗面

また前方線維と後方線維というわけ方でも考えられます。



3.作用

股関節の
1.伸展 2.外旋 3.外転

※一部参考書などには、下側線維により内転と書いてあることもありますが微々たるものとして今回は省略します。



4.支配神経

下臀神経(L5〜S2)


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青色にハイライトしてある部分が下臀神経です。



5.作用のタイミング

大臀筋は股関節の伸展作用があるため、足を後ろに蹴り出すようなトレーニングをされる方が多いと思いますが、主に働くのは股関節屈曲位から元の位置に戻すまでの伸展動作になります。ですので、足を後ろに蹴りだしながら「ヒップアップなう」ってかっこつけて言っても『それハムじゃね?めちゃくちゃ効率悪いよ』とあしらわれることになるため気をつけましょう笑



6.鍛え方

それらを踏まえて、どう鍛えていくかというとまずはスクワットがあげられます。
さらに足の後ろ側を集中的に意識して鍛えるとなるとデッドリフトです。
また、瞬発的にコンセントリック的に鍛えたいという場合はヒップスラストなどがあげられます。

個人的なオススメはやはりスクワットです。



7.腰痛

大臀筋というのは色々な筋肉と連結しています。また人間の重心位置から、ものすごく近い筋肉になりますのでその筋肉が機能しなくなると、身体を動かした際に重心位置がブレブレになり、身体の様々な場所にエラーが起こります。
それらの影響で腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。



8.歩行時の使われ方

大臀筋は先ほどお話ししたように股関節屈曲位からフラットに戻るときに使われます。

ということは、歩行時に大臀筋が使われるタイミングは地面に足をつく瞬間になります。
つまり歩行時の大臀筋はアイソメトリック的に使われることになります。




9.まとめ

(1)大臀筋とは単一筋で一番大きな筋肉
(2)起始・停止
   ・起始
   浅部:腸骨稜・上後腸骨棘(PSIS)・仙骨・尾骨
   深部:腸骨翼の臀筋面・仙結節靭帯
   ・停止
   上側:大腿筋膜の外側部で腸脛靭帯に移行
   下側:大腿骨の臀筋粗面
(3)作用
   股関節の1.伸展 2.外旋 3.外転
(4)支配神経
   下臀神経(L5〜S2)
(5)股関節屈曲位から戻すときに使われる
(6)鍛え方としてはスクワットやデッドリフトなどが効率が良い
(7)腰痛を引き起こす可能性がある
(8)歩行時において着地時にもっとも使われる



以上になります!!

男子も女子も大臀筋を鍛えるということは大変重要なことになりますので積極的にきたえてみてはいかがでしょうか!!


次回は中臀筋についてお話ししていきます!!!!

こちらも大変大切な筋肉になりますのでぜひご覧ください!!


それでは次の記事でお会いしましょう!!さよなら!!!



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