解剖学vol.7 【菱形筋】
みなさんこんばんわー!ちょんまるです!
本日はマニアックな筋肉【菱形筋】について書いていこうと思います!!!
ちらっと僧帽筋でもでてきましたが、こいつもなかなか面白い筋肉になります!
んじゃ早速いきましょう!
1.菱形筋とは
菱形筋とは、大菱形筋と小菱形筋の総称を言います。
2.起始・停止
小菱形筋
起始
頸椎C6〜C7あるいはC7〜胸椎T1の棘突起
停止
肩甲骨の内側縁上部
大菱形筋
起始
胸椎T1〜T4あるいはT2〜T5の棘突起
停止
肩甲骨の内側縁中部から下部
3.作用
小菱形筋、大菱形筋ともに
肩甲骨の
1.内転 2.下方回旋 3.挙上
小菱形筋は肩甲骨の内側縁上部に付いているため、挙上の作用は比較的強いですが下方回旋作用は比較的弱いです。
4.支配神経
肩甲背神経(C4〜C5)
5.姿勢との関係
猫背になる原因の一つとして、菱形筋の機能不全があげられます。
猫背の状態というのは、いわゆる巻肩のような状態になっており、その場合肩甲骨は外転位にあるといえます。
菱形筋には肩甲骨の内転作用があるため、菱形筋が働かなくなると、肩甲骨が外転し、結果として巻肩、猫背という姿勢につながります。
菱形筋をしっかりと機能させることで、肩甲骨は内転し、胸を張れ、良い姿勢を保つことができます。
6.大菱形筋と小菱形筋の区別
解剖の本やアプリなどでは、大菱形筋と小菱形筋は間にくっきりと隔ての線がありますが、実際には全く分かれていないこともあります。
個人によってバラバラなのです。
それも人間の身体の面白いところです笑笑
7.まとめ
①大菱形筋と小菱形筋の総称
②起始・停止
小菱形筋
起始
頸椎C6〜C7あるいはC7〜胸椎T1の棘突起
停止
肩甲骨の内側縁上部
大菱形筋
起始
胸椎T1〜T4あるいはT2〜T5の棘突起
停止
肩甲骨の内側縁中部から下部
③作用
肩甲骨の
1.内転 2.下方回旋 3.挙上
④支配神経
肩甲背神経(C4〜C5)
⑤菱形筋が機能不全になると猫背になる恐れがある
⑥実際には大菱形筋と小菱形筋はビッタリくっついている人もいる。
以上!菱形筋でした!!
全然書くことなかったです笑
文面じゃ伝えきれない部分もあるので、動画で解説できる日が来れば、また改めてしたいと思います笑
次回はみんな大好き【上腕二頭筋】について解説していこうと思います!!
それでは次回の記事でお会いしましょう!
サヨナラ!😴
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