解剖学vol.16 【大内転筋】
みなさんこんにちは〜ちょんまるです!!
久々の解剖学ですねー!こちらもちゃんと進めていきますよー!
今回は前回お話しした内転筋群の一つ、大内転筋についてお話しします!
もうこの筋肉は面白くてですね、その時々に応じていろんな作用を持つんですよ。
積極的に鍛えた方が良い筋肉になりますので皆さん最後までお付き合いください!!
それではいきましょう!
1.大内転筋とは
先ほど少しお話ししましたが、大内転筋とは内転筋群の一つになります。
内転筋群の一つといっても内転筋群の中で一番大きく、内転筋群を代表する筋肉です!
主に内転動作に働きますが、他にも外旋や内旋作用もあります。
そして大内転筋は内転筋部(筋性部)とハムストリング部(腱性部)(前側・後側とも言われたりします)に分けられます。なんといってもこれが一番の特徴ではないでしょうか!
詳しくは後から説明します!
2.起始・停止
起始①(筋性部):恥骨下枝
起始②(腱性部):坐骨枝の前面および坐骨結節
停止①(筋性部):大腿骨粗線の内側唇・
停止②(腱性部):大腿骨の内側上顆
筋性部というのは体の前面から出て、後面に停止します。
反対に腱性部というのは体の後面から出て、前面に停止します。
3.作用
股関節の1.内転 2.内旋 3.外旋 4.伸展 5.屈曲
主な作用は股関節の内転になるのですが、内旋と外旋という作用も持っています。
付着部をイメージしてください。
大内転筋の筋性部は大腿骨粗線の内側唇に付着しています。
仮に大腿骨がぐるっと内旋位、つまりX脚のような形になっている場合、粗線は身体の後側に向きます。
すると大内転筋が働くと大腿骨は外旋方向に働くことがわかると思います。
反対に大腿骨が外旋位(ガニ股)になっている場合も逆のことを言えます。
ここが面白いところです。
4.支配神経
筋性部:脛骨神経(L2〜S1)
腱性部:閉鎖神経(L2〜S1)
5.使われ方
日常生活において足を思いっきり閉じるといったような動作はほぼありません。
ですので足を閉じた状態をキープしたり、歩行時に外旋しすぎないようにしたりと姿勢を整えるような働きをします。
以上です笑
書きたいこともっとあるのですが、今度改めて内転筋群としてまた書きます!
それではまた会いましょう!!さよなら!
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