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町の公園に、町の間伐材でベンチを!

長南町多様性の森プロジェクトがスタートして3年が過ぎました。

本当に少しずつではありますが活動を知ってくれる人が町内にも増えて、ありがたい限りです。

そして昨年、長南町役場から、町の公園のベンチを長南町の杉で作れないかと相談がありました。芝原農村公園の木製ベンチが老朽化しているから、同等品に取り替えたいということでした。そのベンチを長南町の杉で作りたいと!

それは願ってもないこと!受けさせて頂くことに。

ちょうど小屋の学び舎がスタートした頃だったので、講師の岩越さんに相談して、全面協力してくれる運びになりました。

予算制約が厳しい中、岩越さんには、図面作成から製作まで、多岐に渡りお世話になりました。

そして、ついに納品完了!

自分たちで伐り出した杉がまた一つ、形になってとても嬉しかったです

もちろん新月伐採→葉枯らし乾燥した材です

今回、あえて溝腐れした杉を、丁寧に製材して、使うことにしました。溝腐れを外して製材すれば、ベンチなら十分いけるからです。


依頼コンセプトは「滑り台で遊ぶ子ども達を見守りながら、保護者たちがお喋りできるベンチ」とのこと。
藤棚の下のベンチテーブル。ここの地区の区長さんが立ち会ってくれて、「今度ここでお花見やったら最高だな」と言ってくれました
なんかシュールな公園
木目が良い
江戸時代のお触れ書き風看板。焼き杭使ってます(笑)
ここから製作過程を紹介 材料:3面カットした新月材
ちょうなで杉皮をはつるところからスタート
サンダー
仮組み
現地に設置
何か塗って欲しいと言われたので、岩越さんがオススメしてくれたリボス社(ドイツ)の自然健康塗料を使用(外用)。リボスは「健康に害のある成分は、天然物でも使用しない」というコンセプトを貫いてきたそう。
カラーはチェスナット
こっちもリボスの塗料を塗る
とーても寒い日、エンディーさんと設置作業。 長持ちしてほしいので、土台に石を据える。
穴掘りエンディー
設置途中でなぜか記念撮影。エンディーさんありがとう!

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