そのゲームが流行らないのは自分に人気がないからだ
要約:『レジェンド・オブ・ルーンテラ(以下『LoR』)』(LoLのキャラクターが出てくるカードゲーム)が大幅に規模を縮小してPvPよりもPvEに注力するらしい。これは実質的な競技シーンの終了を指しており、多くの競技的プレイヤーにとってはサービス終了を宣言された状態に近い。
これを見た時に、ふと思い出したのが年末に読んだ
この記事だった。これは『LoR』の国内の強豪プレイヤーが集ってあれやこれや喋ってる記事で、「なぜルーンテラは流行らないのか」というテーマで喋っている部分が興味深かった。
集まったプレイヤー達は「ゲームが難しい」とか「デカい賞金の大会がない」とか「広告が足りない」とか、「運要素が少なすぎる」とか言っているが、僕はこれらが見当違いだと思った。
ゲームは人
結論から言うと、2024年現在、ある対戦ゲームが流行るかどうかは、そのゲームを真摯に取り組むプレイヤーに、対外的に魅力的なプレイヤーが存在するかが最も重要だと思っている。今最も身近な例で言えばこれは『The k4sen』を指す。人類が作り出した史上最悪のゲーム『League of Legends』の過疎サーバーであった日本サーバーでプレイヤーが急増している事実は、ストリーマーの人気と魅力に下支えされたものであることは疑いようがないところだ。なんせ、公式の人間ですらそう言っているのだから。
これを反転して、あえて残酷な言い方をすれば、
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