インドインターン記 9.17
この混沌としたインドが大好きだ
今日は挑戦しては失敗してきたバスに再挑戦する
MG Roadというバンガロールでは超有名な観光スポットに行く予定があったので、きっとそんな有名な場所ならどのバスも通るだろうと期待してバス停へ向かう
事前に調べたバス停に向かうとわかりやすくサインが立っていた
バスはたくさん通っているのに全く停まらない
とりあえずみんなと一緒に待ってみる
バスが停車した！
みんなが一斉に乗りに行く
コンダクター（お金回収する人）にMG Roadの方に行くかと聞いたら首を振られた
えぇぇ、こんなに人乗ってってるのに違うの。。
とバスが去ったバス停で孤独に待つ
さすがに待ってても何の進展もないと思い、後からバス停に来たおじさんとおばさんに声をかけてみる
英語を話さない。。
でもMG Roadだけは伝わったみたいで「案内するよ！」と言わんばかりの合図をしてくれてる
またバスが停まった
おばさんと一緒に乗ろうとしたらまさかの乗車拒否
乗れずにバスがまた去ってしまった
そんなことがあるんかと衝撃できょとんとしていた時、またバスが停まった
おじさんが合図してくれてる
これだ！
拒否られる前に乗ろう！
とおじさんにたくさん感謝の言葉を伝えて急いで乗車口に向かう
一応コンダクターにもMG Road??? と3回ぐらい聞いた
首を横に振って（インド人のyes）たので女性側の方に向かう
インドのバスは前方が女性用、後方が男性用に分けられている
急発進するバスにしがみつきながらスマホの地図でちゃんと目的地に向かっているか確認する
まもなく、お金を回収するためにコンダクターが回ってきた
いくら？と聞くと20ルピー（38円くらい）と答えられる
相変わらず安いなぁインドってのは
と感心しながらお金を渡すと何やら機械に数字を打ち込んでいる
レシートを渡してくれた
そこにはしっかり20ルピーの文字とこのバスがどこ行きなのかの文字が書かれていた
乗れたしあとは目的地に近づいたら降りるだけ
と安心したのも束の間
バスの運転があまりにも荒すぎる！
急発進急停車は当たり前
スピードハンプを超える時の衝撃
少しでも無駄に停車する車があればビービークラクションを鳴らす
エアコンのない車内+満員+窓が絶妙に閉まってるで空気が苦しい
もはや一種のアトラクションやんと思いながら手すりを握る力がどんどん強くなっていた
動いてるのにバスを降りるんだから
20分乗った頃だろうか
地図を見るとそろそろMG Roadの端っこにいた
次降りるのかな？とコンダクターを見てみると「次だ」と合図をしてくれる（優しすぎて涙）
コンダクターが合図してくれたバス停で降りる
このようにして英語を話さないインド人に助けられながら私のバス初体験は終わった
はぁ
この時の状況を思い返してここに書いてるだけで何故か息切れしてる
本当にすごい経験ができた
また一つ強くなれた気がする
MG Road では日本人の友達と会ってランチ
洋服を買いたいとずっと言ってた私に付き合ってもらった
休憩がてらに飲んだタピオカがあまりにも甘すぎてインドの甘さをなめていたなと反省
激甘すぎて糖尿病になるんじゃないかと思った
たまたまその日、友達が別の仲間の家で肉を食べると言っていたのに参加させていただくことに
お肉を売ってるマーケットがあるらしく（超ローカル）そこで買ったお肉をお裾分けしてもらった
いつかそのマーケットに行ってみたいが、その友達は「一人では絶対行くな」ってインド人から念押しされたらしく、足が重い
味はと言えばとりあえず筋が多い！
噛み切るのが一苦労だったけどそもそもインドに肉が売ってるのはバンガロールならではと思いながら肉のありがたみを噛み締める
なんやかんや色々お話ししていたら夜中になっていた
アイスが欲しくなる時間帯
アイスを探し求め、夜道に出る
なんとびっくり夜の11時過ぎだというのに子供たちが走り回ってる
empire restaurantという有名チェーンレストランでデザートを探す
フルーツアイスとやらに惹かれてしまい、頼むとフルーツはバナナだけ？？
あとはドライフルーツのようなものとアイスが乗っかっていて予想外だったけどまあ美味しかったからよしとしましょう！ということで夜にアイスを食べる背徳感を感じながら甘さ100%のデザートを楽しんだ
今日はバスに乗れた大きなマイルストーンとなる日
自分に頑張ったと褒めながらも当分は乗らなくてもいいかなと😅
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？