見出し画像

宿まで80㌔帰れなくなった話。

全ての行動は、"ノーリスク・ハイリターン"でできている。興味あることはなんでも実行に移し、やってみてダメだったら辞めちゃえ。しかし、辞め方には拘れ。


 僕達は夜9:00頃。後先考えずに行きたい場所に行っていたせいで、宿まで帰る手段を失ってしまった。その時の話を。

 この日は、朝から言い争いをしたあと、バンコクからメークローン市場、そのあと、水上マーケットへ行った。細く書こうとしたが、ミーハー過ぎる場所で、すっかり観光客として満喫してしまったので割愛。
写真だけ載せておく。

狭狭
この時は痔じゃない。
線対称ピース✌🏾
😎🥴
ディズニーシーみたい

メインとなるのはここからだ。
一言で言うと、宿までの80㌔帰る手段を、失ってしまった。

帰る道のり

 バスや電車の公共機関は終電を過ぎていた。grab(配車アプリ)を使おうとするも、時間的にも場所的にも、車が見つからない。歩いて帰ろうとするも10時間以上かかってしまう。その場で泊まろうとするも、ホテルはないのと翌日は朝イチでカンボジアに移動するバスを予約していた。金が無い僕たちはリスケするわけにもいかない。

 なぜだろうか。その時の僕たちは"なんとかなるわ"と思いヘラヘラしていた。(笑)
とりあえず、バンコク方面へ人気がない道を歩き進みながら横を通る車に、「バンコク行きたい」と日本語で声を上げていたが停まってくれなかった。

 道中、野良犬に追いかけられながらコンビニとガソリンスタンドがセットになった良き場所を見つけた。車もそこそこ停まっており、先程とは変わって人も多かった。
僕達は目が合い、「やるしかないでしょ」と目線でコミュニケーションを取り、僕は右側から翔ちゃんは左側からと、一台一台車の運転手に声をかけ、バンコクまで乗せてくれないかと直談判をしまくった。


"I want to go Bangkok"
"let's drive with me ok?"

あらゆる単語を並べて意思を伝える。

声かけを続けた結果、運良くタクシードライバーに当たり、バンコクまで送って頂くことに成功した。 
その後、コンビニで飯を買い路上でディナーを頬張った。この瞬間、タイも僕達のHOMEだということを確信した。


 念入りに計画を立てていけば、こうはならなかったが、僕達にはどんな状況に置かれてもその場を凌ぐ自信がもの凄くある。そして忘れちゃいけないのは自分達が他力に頼りまくる分、逆の立場になったら助けてあげることだ。自力でなんかむり。話せばわかる、人間だ。手を取り合っていこうではないか。

#ストリートチルドレン


Don't forget playful.


この記事が参加している募集

最近の一枚

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?