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【読書】恋せぬふたり/吉田恵里香

みなさんこんばんは。
今回はこちらの本を読みました。
ようやくnoteに浮上出来そうです(笑)

あらすじ

この社会に生きる全ての人々がきっと笑顔になれる、唯一無二の“ラブでない”コメディ

「恋愛や性的な話を振られてもよくわからない。でも愛想笑いをしていれば大丈夫……」
咲子は、そんなもやもやとした気持ちを家族や友人、同僚に理解されないまま、恋愛や結婚を促され続け、居心地の悪さを感じていた。そんなある日、「アセクシュアル・アロマンティック」というセクシュアリティを自認する男性・高橋と出会い、驚くと同時にどこか救われた気持ちになる。
誰にも恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれないふたりが、自分たちなりの生き方を模索すべく始めた共同生活は、家族、同僚、元彼、ご近所と周囲に波紋をひろげていく。その生活の先にある、それぞれの「幸せ」のあり方とは!?

NHKで話題沸騰のドラマ「恋せぬふたり」の小説版!
ドラマの脚本を手がける作家・吉田恵里香による完全書き下ろし!

Amazonあらすじより

所感&軽いタッチだけど、考えさせられる一冊

こちらはNHKでのドラマを小説にしたものだそうです。

アセクシュアル(Aセクシュアル・エイセクシュアル)とは、他者に対して性的欲求(や恋愛感情)を抱かないセクシュアリティのことです。

https://jobrainbow.jp/magazine/asexual

アロマンティックとは「他人に恋愛感情を持たない人、またその指向」をさす名称である。単語そのものは「恋愛的に惹かれない(ほとんど惹かれない)」という意味だが、現在は前者を示すことが多い。

https://eleminist.com/article/2535

出てくる主人公以外の登場人物の人たちが、普段人がいいそうなセリフを言うのに対し、(例えば結婚しないの?とか、愛とはこういうものでしょ?みたいな)高橋さんがいうセリフにちょいちょいドキッとさせられました。
とってもマイルドにした正欲、みたいな。

自分と違う性を持っている人を否定しない事もそうだけど、でも私は認めている、というのも上から目線だからな!と言われると…全然そう思っている訳ではないのに何だかドキドキ。。

こういう問題って難しいですよね。
その人本人を認めて普通に接せればいいだけだけど、でも何だか気にしちゃいそう。

でも、だけど、でも、だけど、

が、空回りしちゃいそうだけど、もし娘が将来悩んだら、と思うと自分なりの考えを持っておくことは大事だと思いました。自分の意見がブレることはよくないのかなっと。

さらりと軽い小説ですが、色々と考えさせられる一冊でした。
ぜひみなさん読んでみてください〜!

正欲の映画も見に行きたいなぁ。ガッキー。。

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