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riayogini
【読書】すぐそこのたからもの
今回はこちらの本を読みました。
流石はよしもとばなな。子育てエッセイですが、何だかよしもとばななだ!となります。
あらすじ
「ママ、最近こわい声が多すぎる。もっとかわいい声でしゃべって」。息子チビちゃんの思いがけない一言に、ふと我が身を振り返る。家事に育児、執筆、五匹の動物の世話でてんてこ舞の日々は果てしなく思われたが……。シッターさんに愛を告白したり、深夜に曲をプレゼントしてくれたりする愛息とのかけがえのない蜜月を凝縮した育児エッセイ。
所感&よしもとばなな感
ここに出てくる息子さんチビちゃんは娘より少しお兄さんでしょうか。
もう素晴らしい語彙力!そしてそれを紡ぐよしもとばななさんの文章の優しさと言ったら。94ページしかないのであっという間に読んでしまいましたが、あっという間に読んでしまうのが勿体無いくらい、優しい時間でした。
例えば
いっちゃんは顔がふあんていで、いつも違う顔になるところが好き
ママを触ってると、なんとなく、平和っていう感じがする
だって、これいじょう愛されすぎると、頭の中がハートでいっぱいになって、おかしくなっちゃうから、いまくらいがちょうどいいんじゃないかな
なんかもう…すごく良くないですか??!笑
全てチビちゃんのセリフなのですが、物事を自分の言葉でちゃんと表していて、それでいて感覚的にこちらにちゃんと伝わってくる。
こういう言語化ができるような子にうちの娘も育ってくれるといいなぁ。女の子だと口も達者になりそうですが(笑)
最近娘のきゅんワードはこちらでした。
(保育園からの帰り道に何かを食べる真似をしている娘)
私:何してるのー?
娘:さむいをたべてるの!
か、かわいい。。
こういう語録はしばらく経つと忘れてしまいますよね。
ちゃんと残しておこうと思った今日この頃でした。
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