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【本棚本ラジオ第47回】今ならわかるかもしれない「見たことありそうで、ないもの」のこと

*今回の本*
篠田真由美著『灰色の砦』(講談社、1996年)
(本棚本Season2 No.19)

*登場人物の年を超える*
って、地味にショックを受けますよね。
でも年を超えたいまになれば、わかることもあるのではないか、と思ったりします。
「建築探偵桜井京介の事件簿」シリーズ4作目のこちらは、京介と深春の出会いを書いた作品。
20代前半の男2人と10代後半の男の子1人の3人コンビは、昔は大人に見えたけれど、いま振り返ればまだまだ学生じゃん。
彼らの内面を振り返ったとき、かつてわからなかったことが、今になったらわかるようになっているんじゃないか、と思ってしまうのです。
そんなわけで、今度再読しようと思います。

*このラジオは*
「本棚本にある本を片っ端から紹介するラジオ」です。noteで連載中の企画のなかから、くじで当たった本をラジオで紹介していきます。

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