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日本文化と食生活

日本文化と食生活

日本では、五穀豊穣を祈願し、祝う祭が全国で行われています。日本人は古来より五穀【稲、麦、稗、粟、豆(大豆、小豆)】を主食とし、そして副食として黍、蕎麦、芋類、野菜類、魚介、海藻類を食べて生命を育んできました。牛・豚・鳥などの肉類は、一部地域や一時代によって食べられた経緯はありますが、食べる習慣としては定着しませんでした。特に牛などは農機具の一部として飼育されていました。

発酵文化の国、日本

日本では、糞便を発酵させて堆肥を作り、それを畑に戻し、主食、副食を作ってきました。そこに自然の循環がありました。又主食、副食を発酵させ発酵食品を作ってきました。

味覚の国、日本

日本人は世界で唯一、味(甘味、辛味、苦味、渋味、旨味、臭味)の六感を持った民族なのです。

四季折々にできる物を食として楽しみ、発酵の技術により味を楽しみ、多種多様な食文化を作ってきました。その食文化に伴い、腸内細菌の種類も多種多様になってきました。世界でも一番、腸内細菌の種類が多い民族なのです。

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