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腸から元気!免疫力アップ

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自己免疫力をアップさせて、健康寿命を伸ばすためには!!! そんなことを、日々考えながら生活してる、日記のような形で知識を残していきます。 私同様、健康に不安がある人の、アドバイス…
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2020年10月の記事一覧

発酵食品「酢」

発酵食品「酢」

発酵食品「酢」

酢の定義は、酒が甘酸っぱくなったものです。そして、酢の主原料になるのは、米などの穀類やりんご・ぶどうなどの果実が一般的です。これらの原料をアルコール発酵させる工程と酢酸発酵させる2つの工程から成り立つています。

穀物や果実に含まれる澱粉が麹菌によってグルコースに分解されます。そして、酵母によってグルコースがエタノールと二酸化炭素に分解されて酒ができます。更に酢酸菌を加えてから1

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日本の代表的な調味料に味噌があります

日本の代表的な調味料に味噌があります

日本の代表的な調味料に味噌があります。麹菌の発酵によって生み出されます。麹菌はカビの一種で日本の伝統的な発酵食品には欠かすことのできないもので、日本の「国菌」に認定されています。

麹菌が、様々な酵素を生産して、米や麦や豆の糖質や蛋白質を分解してグルコースやアミノ酸を作り出して、それらを栄養源として増殖させたものを麹と言います。

味噌を作るのは麹菌が主役ですが、乳酸菌と酵母も活躍します。まず麹菌

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お腹のキャッチャー

お腹のキャッチャー

お腹のキャッチャーを作れば、良いピッチャーを選ぶ。その良いピッチャーを作り出す微生物達。それが「発酵食品」です。

「納豆」
納豆は、高タンパク、低脂肪という大豆の特徴をそのまま備えていて、大豆に比べてビタミンKやビタミンB2、水溶性植物繊維が大幅に増えています。ビタミンKには血液凝固作用や骨を作るタンパク質の働きを助けて骨粗しょう症を防ぐ役割があります。

納豆菌が作る成分にナットキナーゼがあり

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日本食に欠かせない発酵

日本食に欠かせない発酵

「日本食に欠かせない発酵」

発酵とは。細菌やカビや酵母の働きによって、人間にとって有益な作用をする物質に変化したり、有益な副産物を生み出したりすることです。反対に微生物の働きによって変化した物質が人間にとって有害であれば腐敗と区別されます。

発酵は、食材の美味しさや旨味成分を引き出し、栄養価を高め、保存性を良くします。更に腸内環境の改善や抗酸化作用など、様々な健康に良い効果をもたらします。

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腎臓は、血液を浄化する臓器

腎臓は、血液を浄化する臓器

腎臓を健康に。

腎臓は、血液を浄化する臓器で、心臓から送り出された血液は、4〜5分に一度腎臓を通過しています。濾過する原尿は1日にドラム缶1本分にもなります。その99%を再吸収して尿が作り出されます。

腎臓病で多いのが、腎炎、ネフローズ、糖尿病性腎症、腎不全などです。

腎炎は、暴飲、暴食や薬剤で腎臓に負担をかけたり、寝不足や風邪などで腎臓が疲労した時に発症します。その他、糖尿病や高血圧、通風

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肝臓病の原因は、大きく分けると3つです

肝臓病の原因は、大きく分けると3つです

炎症や浮腫を防ぐ為に、肝臓、腎臓を大切にしましょう。

まずは、肝臓から。

肝臓病の原因は、大きく分けると3つです。①A型、B型、C型などのウィルスによるもの。②アルコールなどによるもの。③薬剤などによるもの。などがあり、肝炎から慢性肝炎、そして肝硬変へと進行していきます。肝臓は再生力の強い臓器ですが、肝臓病が進行してしまうと、戻るのに10年以上かかってしまいます。

その肝臓を守る為に、腸内環

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肝臓と腎臓が弱っている要因

肝臓と腎臓が弱っている要因

肌に艶がなく炎症が起こっているのは、肝臓と腎臓が弱っている要因があります。

肝臓で肌に炎症を起こす老廃物を解毒して、それを尿として腎臓から排泄しています。

体外から入ってくる有害物質や、体内で発生する老廃物質が血液に乗って全身を流れると、色々な障害が現れます。そして、皮膚表層の毛細血管を流れると、肌の炎症の原因になります。

肌の美しさを保つ為には、有害物質や老廃物質を肝臓と腎臓の働きで、常に

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ビタミンB群

ビタミンB群

腸内細菌は、皮膚ビタミンと言われるビタミンB群を合成し、性ホルモンや副腎皮質ホルモンの産生に関与しています。

ビタミンB群は、皮膚や粘膜、消化管、血管を正常に保ち、神経に働き精神状態を安定させます。ビタミンB群の特徴として、その一つの働きが停止すると次の働きも停止すると言う連鎖的な関係があります。

豚ヒレ肉にはビタミンB1、カツオにはビタミンB6やナイアシンなど、玄米にはビタミンB 15、レバ

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腸内細菌と美。

腸内細菌と美。

腸内環境を整えると、便秘を防ぐ、肌の潤いと艶が増す、肌の血色と透明度が増す、肌荒れや炎症を防ぐ、むくみを防ぐなどして美しさを保ちます。

腸内細菌は、主に糖質を分解して短鎖脂肪酸を生成し、その脂肪酸が腸管神経を刺激して腸の蠕動運動を活発にします。そして、便秘が気になる方は食物繊維を積極的に取りましょう。

食事繊維は、幅広い食品に含まれていますが、ヒトの消化酵素では消化されない成

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血管の99%は毛細血管が占めています

血管の99%は毛細血管が占めています

全身を流れる血管を全て繋ぐと、約10万キロ、地球を2周半する長さです。その血管の中を流れる血液によって、全身の細胞に酸素と栄養が運ばれています。

その血管の99%は毛細血管が占めています。毛細血管の太さは100分の1mで髪の毛の10分の1の太さです。その血管に血液が流れない状態が続くと、いづれ消えてしまう現象をゴースト血管と言います。現在では20代、30代の若い世代でも血管がゴースト化してきてい

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免疫ネットワーク

NHKスペシャルで人体vsウィルスが放映され、山中先生、タモリさんのトークとNHKの映像技術で免疫のネットワークが描かれていました。多分、見られた方は免疫の連携の仕組みが良く分かったと思います。そしてコロナウィルスが巧妙に免疫ネットワークをすり抜ける仕組みも分かったと思います。

ただ、免疫の連携に欠けているものがあります。それが腸内細菌の世界です。人の細胞以外に100兆個もの単細胞生物(細菌)が

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女性ホルモン

女性ホルモン

女性ホルモンは、女性の美しさを引き出す美容液のような存在です。しかし、女性ホルモンの量は生涯を通して変化し、40代頃から低下していきます。

その女性ホルモンを増やす為には、女性ホルモンと似た働きをする成分や女性ホルモンの分泌を促進する食材を摂取することです。

その代表的な物に大豆に含まれる大豆イソフラボンがあります。その為、日頃の食事で意識的に大豆食品を食べている方もいると思いますが、イソフラ

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肌の血色と透明度を増すこと

肌の血色と透明度を増すこと

いつまでも健康で美しくある為には、肌の血色と透明度を増すことが大事ですね。その為に動脈硬化による血液循環の悪化を防ぐことも大事です。101株には、脂質蓄積抑制作用と脂質排泄促進作用があります。

腸内細菌には余分な脂質の吸収を抑える3つの働きがあります。

脂質を飽和化して脂質の吸収を抑えます。2重・3重に結合した不飽和が単結合の飽和化されると吸収されにくくなります。

胆汁酸を脱抱合して脂質の吸

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便秘

便秘

便秘

排便が順調に行われず、不快感を伴う場合を便秘と言い、悪玉菌の増加、ダイエットなどの食事の量の減少、ストレス、環境の変化、疾病、投薬などの原因があります。

急性の便秘は、一時的に起こる便秘です。食物繊維や水分の摂取が不足している時や旅行などで環境が変わった時などに起こります。

慢性の便秘には、弛緩性便秘、直腸性便秘、ケイレン性便秘があります。

弛緩性便秘は、腸管の筋力や運動力が低下して

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