見出し画像

ちょど研→今年の振り返り座談会1/2「課題は記事と図解のスリム化!」

これまで「ちょど研」では、特定個人の人生に寄り添うもの全てを「ブランド」として捉え、ブランドそれぞれが持っている多様な「ユーザーとの距離感」について、取材をしてきました。クラフトビールの新星ブラント「CRAFTX」の松田周達さん、要町のご飯屋「アホウドリ」店主の大石真理子さん、『うどんの国の金色毛鞠』『恋じゃないなら名前をつけて』などで知られるマンガ家の篠丸のどかさんと、三名の方々に取材をし、掲載してきた記事は合計9回。

そこで今回は、ちょど研運営メンバーで集まり、これまでの記事についての振り返り座談会を行ってみたいと思います。そこから見えてきた課題、今後の展望は?

過去の記事

改めてメンバー紹介!

巣内 今回は、ちょど研運営メンバーで一度内容の振り返りと、今後の方針についての座談会をしたいと思います。よろしくお願いします!

全員 よろしくお願いします!

巣内 まずは、改めて簡単にメンバー紹介からしましょうか。

画像15

塩尻 僕は、ちょど研の運営会社である「rite株式会社」でCXOとして働いていて、ちょど研では、PMとして主に戦略や数字周りを担当しています。riteは、Webサイトやアプリの開発、コンサルティングサービスなどを主に行う会社で、ブランドとユーザーを結ぶファンアプリの開発にも力を入れているので、今回の「ブランドとユーザのちょうどいい距離感研究所」の運営にも繋がりました。

画像15

ダーマツ 私は、ちょど研の企画アドバイザーというかたちで、立ち上げから巣内さんや塩尻さんと一緒に企画を練ってきました。

巣内 最初の4ヶ月くらいは、僕とダーマツさんと塩さんの3人で、トライアングルで壁打ちしてたんですよね。立ち上げの期間として、rite社が4ヶ月もかけてやらせてくれたのは、ありがたかったですね。

画像16

安達 私は、ちょど研で記事のライティングを担当しています。今後は、私を含めて三人のメンバーが編集・ライティングとして加わり、取材も担当していきます。

画像15

 カメラマンの園です。取材の写真撮影を担当してます。

画像15

巣内 僕は、編集長&デザイナーを担当しています。今日はこの5名で振り返っていきたいと思います!

01_振り返り座談会_サムネ_1223-08

今見えている記事の課題は?

画像15

巣内 では、記事の内容についての振り返りから始めましょうか! これまで、ラフトビールの新星ブラント「CRAFTX」の松田周達さん、要町のご飯屋「アホウドリ」店主の大石真理子さん、『うどんの国の金色毛鞠』『恋じゃないなら名前をつけて』などで知られるマンガ家の篠丸のどかさんに取材をしてきました。全体的に振り返ってみて、みなさんの感想や意見をまず聞かせてください。

ダーマツ 記事を読んだ印象だと、巣内さんの空気もあって、フラットに話が進んでいるのが心地良いなと思いました。

塩尻 ちょど研の記事って、今ダーマツさんが言ったみたいに、商業的な読み味というよりは、インタビュイーと巣内さんの会話が、わりと自然体なのが良いところでもあって。でも、巣内さんとかインタビュイーのことを全く知らない人が記事を見に来たと考えると、ちょっとボリュームが多いのかなとは思いました。

巣内 CRAFTXの松田さんとアホウドリの大石さんの時は、ひとつの取材を「3記事+図解」にしてたんだけど、篠丸さんの時からは、「2記事+図解」に変えてみたんです。でも内容的にはまだボリューミーということですよね?

安達 私もボリュームが多いなというのは感じてました。現状は特にネタをカットせずに、取材したことをほぼ全部入れているんですけど、もうちょっとネタを精査して構成を絞ってもいいのかもしれないですね。

巣内 篠丸さんの2記事目の時は、「自分のブランドとユーザーの距離感」と「今後やりたいことの展望」とテーマが二つあったから、特に長くなっちゃいましたね。質問の数を減らしたら、記事のボリュームも軽くなるのかなと…。

安達 質問した内容を必ず記事にしなくてもいいと思うんです。定型で同じ質問はしても、出てきた答えの広がりや深さによって、そのネタを生かすか生かさないかを決める。そうしないと、要点がかえって伝わりにくくなってしまう気もします。

巣内 質問に対するアンサーが、そんなに広がらない時もありますもんね。

画像15

安達 あとは、記事をさーっと流して見た時に、小見出し、本文、写真という3つの要素しか基本的にないので、目が流れちゃうというか。要点のところを太字にするとかマーカーをつけるとか、全部を読み込まなくても、なんとなく要点が目に入ってくる見せ方にするといいのかも、と思いました。

巣内 目次を付けるのもいいかもしれないですね。最初にここだけ見れば、大体どんな内容を話しているかわかる、という。

ダーマツ noteでもそういう機能はあるので、試してみましょう。

安達 その場合、きっと小見出しが目次の言葉になりますよね。今は、定型の質問がそのまま小見出しになってると思うんですけど、それよりも内容を要約するものを入れた方が、どんなことを話してるのか伝わりやすいかなとは思いました。

塩尻 あと、そろそろnoteという媒体は卒業してもいいんじゃないかなって。今、うちの会社も手軽にサイトを作れるサービスやってるんですけど、ブログ的な機能がリリースされてデザインの自由度も高いので、それを使うのもいいかなと。僕は普段、読んでるものがビジネス系が多いというのもあるんですけど、noteで分割された記事を読むという習慣がないんですよ。

<現状の記事の良い点>
・インタビューイとインタビュアーの距離感が良い
・フラットな読み心地が良い

<記事の改善点>
・ボリュームを少し軽量化方向へ
・図解の立ち位置を整理したい
・目次や太字や小見出しの工夫で読みやすい記事へ
・プラットホームを変更することも検討?

SNS展開を見据えて図解をスリム化

画像15

ダーマツ あと、今のちょど研の記事を振り返って思ったのは、今は後に総括として図解を載せているけど、記事と図解がセットの方が見やすいのかなと思いました。図解を公開するまでに、時間も空いてしまうし。

巣内 確かにタイムラグはありますね。図解の下に、記事のリンクは貼ったりしているんですけどね。

ダーマツ 図解も、もうちょっと情報を絞って、一画面で内容がまとまってる方が見やすいかなと。Twitterでそのまま載せられるようなサイズに作ったら、告知に載せられていいかなと思いました。

スクリーンショット 2021-12-22 17.08.19

巣内 スマホビューで考えると、文字のサイズがあんまり小さくできないから、載せられる情報量はかなり少なくなっちゃうんですよね。あとは、エクセルの表みたいなデザインになっちゃいそうで…(笑)。

塩尻 グラレコのアップデート版みたいにするとか、どうですか? 一記事に最大4枚の図解とか決めちゃって、そこに入るだけの情報に絞るとか。

巣内 記事全体を網羅するというよりは、その中からいくつかだけピックアップして図解する、みたいな感じですかね?

ダーマツ そうです。あとは、記事の内容をそのまま図解するんじゃなくて、ブランドとお客さまの距離感を図解するのもいいですよね。

巣内 距離感の図解は意外と難しくて(笑)。具体的なグラフとか数字で表しにくくて、どうしても言葉で辿ってく感じはするんです。

画像15

ダーマツ 言葉を比較していくのでもいいかもしれないですね。いつも聞いてる柱の質問に対して、どういう言葉が出てきたのか。例えば、「ユーザー(お客さま)とどういう関係になっていきたいですか?」という質問に対しての答えを、端的に比較していく。

巣内 なんかわかってきた気はします。でも、それを図解化するのが難しそう…。

ダーマツ あとは、今の図解だと、記事の順を追って書き出していってると思うんだけど、それを、「お客さまとの理想の関係はなんですか?」「親子です」「それはどういうことですか」みたいな感じで、結論を共通アンサーとして先に持ってきて、そこから答えを辿って行ってもいいかもしれないですね。

安達 それだと、記事の順番とは違うけど、図解だけ見て整理されそうですね。あとは、もう少し記事が増えてきたら、一度総括みたいなものを作ってもいいですよね。同じ質問でも、誰々の答えはこうだったけど、この人はこう答えてた、とか比較してみたり。

<図解のブラッシュアップ方向>
・図解で1記事作らずに、執筆記事の中に図解を組み込む
・SNSで展開できる画角に
・1記事を4枚で完結できるように
・4項目程度の結論を、言葉とイラストで構成

巣内 なるほど。記事の振り返りとしては、ボリューム感と図解の見せ方が課題、ということがわかりましたね。では、次回は取材の運営体制や今後の展望について、話していきたいと思います!

画像14

画像15

#ブランドと生活者のちょうどいい距離感研究所 #ちょど研
#ブランディング #ブランド #ちょうどいい #距離感
#振り返り座談会

ちょど研サムネ_2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?