見出し画像

きのこ散歩*2023/9/11起きて5秒で決めた富士山行き・その5

こっちに来いと呼ばれた気がして行った先には……。

その4はこちら↓


!!!

殺しの天使、ドクツルタケの美菌!!!
これは、本気で呼ばれましたね。なんという神々しさ。

先ほどもひとつ見つけましたが、こちらは一面苔の広い空間に成菌と幼菌のセットという、まるで図鑑に載っているようなシチュエーション!
周囲にも幼菌が3つほどあり、非常に美しい個体ばかりで、うっとりと見入ってしまいなかなか撮影に移ることができませんでした。撮影後も離れがたく、じっと眺めていました。

ドクツルタケの詳しい記事はこちら↓


きのこをやっていると、こういう「呼ばれた」ようなことが多々あります。帰ろうとしていたり、普段はそのエリアに行かないのに、ふと気になって覗いてみたり、違う方向に進んでみたり。すると、とても美しいきのこが待っているのです。


ようやくその場を離れて、最も標高の高いポイントへ。1850mくらいかな。


トマトのように真っ赤な傘が見えたので、タマゴタケちゃんかな?と近づいてみると……。

だまされた!

柄が白い!ベニテングタケじゃないですかーーー!!だまされた!

タマゴタケと間違いそうな写真を撮りたくてイボが全部とれた子を探していたので、理想通りで素晴らしいです。

この子もイボがない

この子もイボがなくなっていますね。

ややイボが残る

こちらはややイボが残っていますが、成長とともに落ちてしまいそう。
ベニテングタケは一番好きなきのこなので、たくさん会えてうれしいです。

ベニテングタケの詳しい記事はこちら↓


出発が遅かったので、気づいたらとうに昼も過ぎ、4時間近くたっています。そろそろ山、降りましょう。突発的に来たので軽食しか持っていなかったので、しっかりとした食事をとりたいところ。ほうとう食べて帰ろう。


亜高山帯ならではのきのこは少なかったものの、美しいきのこに会え、また作品としての撮影ができて非常に満足しました。ただ、三脚を忘れて行ったのが厳しかったのですけどね。
朝思い立って来たため、食料や機材の準備がおろそかでした。加えて最近はきのこ散歩に出られていなかったので、ザックの中に「いつものグッズ」が用意されていなかった。ちょっとメンタル面のリハビリ必要みたいですね。


富士山も今シーズンもう1度来たいし、菌友さんとのきのこ狩りの約束もあるし、イベントも予定されているし、今年の秋も忙しい日々になりそうです。今後も楽しいレポートができるといいなと思っています。

【了】

きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿