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きのこ散歩*2021/8/22八ヶ岳北麓・その4

お目当てのきのこに会えてホクホクしながらも、まだまだ高地のきのこを求めて歩きます!

その3はこちら↓


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落ち葉の中に鮮やかなオレンジ色が見えました。
あー!これはヒメベニテングタケ!!きゃわゆいーーー♡

ヒメベニテングタケは低地でも見られるきのこと言われていますが、私は低地で見たことはありません。やはり標高が高めの場所が好きなきのこなんだと思います。

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幼菌も!マッチ棒みたいでかわいい。とっても小さいきのこなので、うっかりすると踏んでしまいます。ひとつ見つけたら踏み荒らさないように、そーっとそーっと近づきましょう。


ヒメがいるなら、ベニテングタケもいないかな?標高1500mあたりでは9月のきのこなので、ちょっと標高上げてみましょう。


ということで標高2000m程度まで上がってみました。

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おう!いる!いるわ、ベニテンさん!!

こうも会いたいきのこに次々会えるとドキドキが止まらないですね。って標高高くて酸素薄いのでそのせいもあるんですけど(笑)シャッター切る時に息を止めることが多いので、あまりきのこに夢中になりすぎると高山病になります。亜高山帯は久々で体も慣れていないので、余計に気を付けねば。


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登山道わきに引き抜かれたベニテングタケ(泣)誰よ!こんな立派なベニテンさん引っこ抜いたのは!ひどいぃぃ~~。

ベニテングタケも色も派手で大きくて目立つ上にいかにも毒!って見た目のせいで引っこ抜かれがちですよね。かわいそうなベニテンさん。
ベニテングタケは幼菌か老菌ばかりで、きれいな成菌に出会ったことがないんですよ。それはやっぱり、登山道近くに出ているものは引っこ抜かれて打ち捨てられているケースが多いからでしょうね。泣いちゃうッ!


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このイグチはなんでしょう?ススケヤマドリタケかな?と思ったんですが、ススケは亜高山帯には出ないという話も聞くし、どうだろう。イグチむずかしー。


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ニカワハリタケ。猫の舌と呼ばれています。雨で透き通ってきれいですね。ここまで透明感のあるのは初めて見ました。

ニカワハリタケの記事はこちら↓


他にも、ベニタケ属やクヌギタケ属などたくさんの種類が出ていました。それらはよっぽどのきれいな個体以外は撮影しないので、いつまでたっても詳しくなれず良くないことなのはわかっているのですが、私は種の同定や分類はそこまで深追いしていないのですよね。きのこのかわいさ知らしめたい!が優先なので。
そういえば危険な場所で近づけなかったので写真はないのですが、標高2100mでは秋きのこのハナイグチなんかも出ていましたよ。早いなー。


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八ヶ岳北麓は苔も森も美しく、とても楽しい散策ができました。またすぐにでも行きたくなる場所です。
登山だけでなく、観光地として有名な白駒の池や八ヶ岳ロープウェー、周囲には温泉もありますので、何度も行きたくなる場所ですね。

私は例のワクチン接種済みではありましたが、それでも今は山小屋に宿泊することがリスクとなると思い今回は諦めた経緯があります。次は山小屋に泊まって思い切り歩き回りたいです。黒百合ヒュッテで名物のビーフシチュー食べたかったなぁ。自粛で体力も落ちていると感じたので、地元の山を歩いて鍛えながら自由に行けるときを待ちたいと思います。

【了】

きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿