商品作りもキャラ設定が大事
ChocoRekoを立ち上げる時、意識したのがキャラ設定。
ここでいうキャラ設定は、マスコットとか登場人物を決めるとかではなく、もっと広い意味。何かに対しての性格や性質、特徴づけを人やマスコットではない、ものや商品に対して使用しています。ですので、あえてカテゴリー分けだったり、イメージだったりも含めてます。
例えば、どんなイメージのブランドにする? 私はいわゆるブランディングにもここでいうキャラ設定は重要だと思ってます。ブランドとしてどんな価値観が根底に流れているか。それを表現するためには、具体的な特徴づけをしていかないといけません。
テーマカラーは?
使う書体は?
基本モチーフは?
何系を意識する?
誰に向けて発信? などなど
これは販売商品に関しても同じ。ChocoRekoとしてどんなキャラの商品を作る?
最初はそのイメージすらもぼんやりとしていました。とにかく自分が美味しいと思って、まだ国内で入手できないチョコレートを作りたい!と一方的な想いだけでは商品は売れません。
まずはどんな立ち位置の商品にするかどうか?これを決めるために時間を時間を投資しました。
というのもブランド立ち上げ当初は、かなりストイックなベジタリアンだったので、私の味覚はかなり繊細。
特に甘味料に関しては、一般的なお菓子の甘さ
は甘すぎて食べられませんでした。
そんな私が作るチョコレートは、自然とビター
チョコレート。夫に、これでは苦いと言われるよ
と指摘を受けたのです。
まず基本の商品を作るまで1年半、代々木上原の
オーガニックセレクトショップmatsuricaさんにて、無料でカカオのお話し会を開催。
そこでカカオの含有量をどのくらいにするのが、
一般的に美味しいと思われる甘さなのか?を
試食していただき、感想を聞いていきました。
1年半のヒアリングを通じて、これは万人向け、
これはマニアックさん、これはお子様向け、
甘いの好きな方向けと自分の中でも情報を
整理できて、やっとキャラ設定が確立。
基本の3本のキャラを立てて、そこに
バリエーションをつけていくことにしました。
最初にこれを決めていったことで、その後10年、
商品展開で悩むことはほぼありませんでした。
何か新しいものが浮かんでも軸があるので、
判断がしやすい結果に!
あなたも何か始める時、もしかしたら、先に
キャラ設定するとスムーズにいくかもしれませんよ。
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