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青森県にキリストの墓??

イスラエルで磔刑になったと思われたキリストが、実は日本に?
そして、青森県の新郷村というところに、彼の墓がある。

この、噂というか観光ネタ的な話は、けっこう昔から知っていた。行ってみたいと思いつつ、タイミングはなかなか訪れず。やっと今回の連休、予定や希望が合致!(旅行はしないけど遠出したい、急な決定でも対応可能、など)

夫の運転で、青森県南部を走行。民家、学校、個人商店などが点在する村を進むと、より緑が目立つ風景に。ナビはもうすぐ目的地であることを告げている。

雰囲気のある標識

着いてから急な坂を少し上る。これが結構大変で、日頃の運動不足を痛感。
上った先に、いよいよ現れた<キリストの墓>!

なるほど……。盛られた土の上に木製の十字架。それだけ、と言ってしまえばそれまでだけど、存在することに意味がある、と思う。
ちなみに向かい側にも同じようなものがあり、そちらはキリストの弟・イスキリの墓だという。

これらを見物した後、すぐ隣の<キリストの里 伝承館>へ。伝説や村の習俗に関する解説などが展示されていた。
伝説の発端は「竹内文書」。新興宗教の聖典とされていたらしい。これをもとに村を訪れた宗教家によって、新郷村にキリストの墓があるという主張がされ、それが根付いたようだ。

真偽がどうとかは不要で、偽であることが何らかのダメージになるわけではない。「何か気になる」的なスポットとして、オカルト好きな人にもそうでない人にも、訪れてもらえば良いのだ。実際この伝説、村おこしやイベントにも活用されている。

伝説の広がりや、地域の習俗、町おこしなどなど。切り取っても繋げても、研究対象になりそうな分野で、全体的に私の好み。多分これまでもあっただろうけど、創作のネタにもなりそうだ。

ちなみに、付近に<キリストっぷ>なる売店もある。Tシャツとかステッカーとか、伝説に関連したグッズが売っている。地元の方も楽しんでいるのかな。この辺りも聞いてみると、地域が見えてきて面白そう。

アクセスは車が圧倒的に便利。遠方の方はレンタカーをおすすめします。近隣で一番大きいところは、八戸市かな?
行かずとも、まずはネットでぜひ検索してみてください!



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