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趣味を通じて、自分の内側の声を聴く


最近の私の持論。

「趣味での気づきは仕事に活かせる」

そう思えたのは、数ヶ月前に始めた生け花がきっかけでした。

あくまでもわたしの事例ではありますが、先週の生け花教室で気づきを綴り、仕事との関連性を探ってみたいと思います。 

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教室に着いたら、今日使う花材(生けるお花や葉っぱ、枝たちの総称)の説明を受けて、進め方を確認。

先生︰「今日は教科書を見ないで、いままで学んだことを生かして自由に生けてみてください。」

😵心の声︰「わ、、わたしが、い、、いちばん苦手なヤツ...!」

※初心者の私は、基本的に教科書を見ながら生けることが多いため、ビビっております。


先生︰「本来生け花は、教科書を見て進めるのではなくて、自分が美しいと思える作品にすることが重要なので、難しいかもしれませんがやってみましょう」

😅心の声︰「は、、はい!やってみます!」
😥心の声︰「...」
😵心の声︰「ちょっ...、見たことないお花がたくさんで、そもそも何から手をつけたらいいのか...」

うーんと唸る私を見兼ねた先生が、どの花材から生けたらよいのかを教えてくれました。

ただ滑り出しが1番悩ましいんですよね。花器(花を生けるための器)の向きをどれにするか、主となる花材をどう構成するか...。


手に取りながら、うんうん唸るものの決められず。取った行動は、過去の自分の作品を見返すことでした。

😥心の声︰「真似できる似たような作品無かったっけな...」

※スマホのカメラロールを鬼スクロール中


ただ、今回はメインの花材が縦長すぎて、真似できる作品が無かったんですね。ピ....ピンチ!

時間がどんどん過ぎてゆくので、真似できそうな雰囲気の作品を無理やり見つけ、生け始めます。

1時間半くらいが経過し、作品が完成。  
※自分的には割と満足げ

先生にお直しをお願いして、フィードバックをいただくのですが、

😳心の声︰「..... 原型がないくらい直された!!!!!!」
😰心の声︰「数ヶ月やってこれかよ、みたいに思われてないかな...うぅ...」

※結構な感じで落胆して、生け花は私に向いてないんじゃないか...とうじうじします。


そんな様子を見てか、先生は「もともとの作品もね、綺麗にできてたんだけど、こういう生け方もあるって参考にしてもらえたら」とフォローしてくれました(泣)

最後にかけられたのは、「1回のお稽古で、1つ気づいて次に生かせることがあれば大丈夫だよ」という言葉。

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↑完成した作品。時間を置いてみるとうっとり☺️

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今回のお稽古を通じて改めて自覚した、自分の傾向を言語化してみます。

傾向①︰テーマが決まっているなど、ある程度制約があった方が物事を進めやすい

傾向②︰正解を探したがる

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これらは、自信を持てない分野で強く出る傾向があり、①のある程度の制約がないほど、②の正解を探そうとしますね。でも、制約がありすぎるとモチベーションが下がるので注意。  

仕事だと特に、その分野の知見がめちゃある人とか、年上の人に囲まれると正解を探しがち。詳しい人がいないから、裁量を持って自由に進められる!と思うと、アイデアが出やすかったり、意思決定がしやすい。

傾向③︰フィードバック耐性が低い

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先生にたくさんお直しをされる=自分を否定されたように感じてしまい、モチベーションが下がる

仕事で指摘やフィードバックを受ける場面と重なりますね〜。

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こういった傾向を踏まえて、今後できると良さそうなことも考えてみます。

上手くできたという感覚を持てておらず、自信を失っているので、いままで習ったことは再現できる状態を目指したいですね。

▶①テキストを読む時間を設ける。(最低でも基本の型の種類を頭に入れて、花材を見てどの型で進めるかを選べるようにする)

▶②素敵だなと思った作品を自宅で真似て、生けてみる。(やらないと身につかないけど、稽古の日数を増やすことは難しいから)

▶③フィードバックを管理する方法をノートから、スマホアプリに変更。お稽古の帰り道に入力するルーティンを作る。(今までは作品のビフォーアフターを印刷して、ノートに貼って気づきをメモしてたのですが、1連の作業が面倒くさくて断念。)

▶④1回のお稽古で学ぶことは1つでOK!とする(全部取り入れるのは多分無理なので、ちょっとずつ◎)

次のお稽古までの1ヶ月は、①③をまず実践してみようと思います。

仕事でいうと、①無駄に不安がらないように基本的な知識はインプットした状態で臨む+③フィードバックは受け止めて理解したつもりにならず、振り返りやすく、管理を続けられる方法を選択する みたいな感じですかね。(耳が痛いっw)

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というわけで、今回は最近の私の持論「趣味での気づきは仕事に活かせる」を検証すべく、お稽古の模様を振り返ってみました。

この持論、今構想している新サービスの肝になっていたりするので、「面白そう!」と思ってくださる方がいましたら、Twitterで繋がれたらとっても嬉しく思います^^

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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