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ゴーヤチャンプルを作った。
近くのスーパーにゴーヤがなかったことが問題だった。ゴーヤさえあればいつでも作れた料理だった。そのゴーヤをたまたま寄ったスーパーで見つけた。
夏といえばゴーヤ。子供の頃は決して好きではなかった。苦いし。
ゴーヤチャンプルが好きになったのは大学生のときだ。自分でゴーヤチャンプルを作ることで好きになった。ゴーヤチャンプルなんて、苦いものだとずっと思っていたけれどそんなことはなかった。味付けや調理の仕方次第で苦味は取れる。
少し苦味は残りはするがそれもまた良い。なんだか、苦いものが得意になってきた。歳をとってビールを飲めるようになったし、サザエも食べられるようになった。今ではほとんど苦手な食べ物がないくらいだ。
嫌いな食べ物を克服するには美味しい食べ物を食べればいい。ジャガイモが生で食べられなくてもカレーだったら食べられる、みたいなのは極端な例かもしれない。でも、言いたいことはそんな感じである。
世の中には料理研究家というものもいて、どうやったら美味しく食べられるかと考えている人もいる。そう考えると、調理方法で味がかなり変わってくるのも納得できる。その積み重ねの上で、私は安心して料理を作れていたりもする。
今までの料理研究家たちにありがとうと感謝の意を表したい。
私が生きることができるようになります。