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人生マラソンを走るために。パッションポートフォリオマネジメントのすゝめ

人生はマラソンですからね。猛ダッシュしてはいけません。

さすがnote、色々な方がいらっしゃって、毎週のスキのランキングを出して下さる方もいらっしゃるのです。「ほー。こういうnoteが読まれてるんだ」と、いつも面白おかしく見させて頂いています。

で、その方の先週の、カテゴリ別ユーザーランキングに自分が載っていたんですね。

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これを見た時に一番に思ったことは「マジか」でした。嬉しいなどよりも、マジかという感じです。

もちろん、多く読んで頂くことを目指してはいたのですが、ちょっとnoteにパッションを投下しすぎているのではないかなと、そんな風にも思ってしまったんですね。

これには結構苦い経験が御座いまして。。

今日はそんなパッションに関するお話です。

パッションと喪失感

基本的に成果物のクオリティは投下時間x効率xパッションです。なので、成果物を出すために、パッションはとても大きな要素です。

一方で、何かに思いっきり打ち込む経験をされた方なら分かると思うのですが、あまりに大きいパッションを投下した先が無くなってしまうと、ものすごい喪失感があるのですよね。

プロジェクトベースで動いていた時などは結構これを感じまして、やりきった!という感動があると共に、なんだか心血を注ぐ先がなくなってしまったというような虚脱感を感じることもありました。

これをグラフにするとこんな感じでして、どんどん高まっていたパッションが行き先を失ってしまう感じなんですよね。

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恋愛などは最たるもので、パッションが高い時に上手くいかなかったりすると、もはや立ち直れないぐらい落ち込みますよね。わかります。

パッションコントロールの重要性

このように高まってしまったパッションが行き先を失ってしまうと、それを受け止めてくれる「何か」がまた必要になります。

昔の短期間でプロジェクトを回していた時のコンサルタントは、プロジェクトが間が空いた時には一定の期間アサイン期間を開けて、ものすごく遊んで、気持ちを落ち着けてから次に臨むなんてことをやっていたと聞いています。

"Work Hard, Play Hard"ですね。これは高まり過ぎてしまったパッションを一度別の何かにぶつけて解消するというような、そんな先人の知恵だなと思います。

一方で、最近はコンサルティングもプロジェクトの長期化が顕著でそんなにメリハリがある感じでもなくなってきています。また、事業会社ではもちろん次々と明日はやってきます。

短距離走ではなくて、マラソンなんですよね。そうなるとより大きな課題になるのが、パッションのコントロールです。

完全に余談ですが、昔とても良い先輩がいらっしゃって、その方のために働いてるみたいなそんな時期もあったりしまして。その方がいなくなった時には、何のために自分が働いているのかなと悩んだこともありました。

人を目的にしちゃダメだという考え方は、この時に出来上がったものだと思います。

すみません。何か話がそれちゃいました。

ということで、長期的に高いパフォーマンスを出し続けるために必要なことは、上手くパッションをコントロールして、あまり浮き沈みをしないようにすることだと思っています。

なので、何かに極端にパッションが向いている時は、それはアラートするべきタイミングであると、経験が思いっきりファンファン赤ランプを回しているんですね。

ということから、結構このnote活動にはアラートが立ってきている状態と思っています。

緩やかな着地のためにできること

ではどうするかと言うと、一番おすすめの方法は、パッションの向かい先を分散することです。

ひとつのもので、全てのパッションを吸収しようとすると、またその先のものに依存的になってしまうのです。また、依存に近いぐらいにまで執着していたものを、直ちに代替できるものなんてそう都合良く出てきません。

恋愛も。。(略)

なのでお勧めとしては、ひとつひとつはそんなに面白くなくても良いので、いろいろやってみるということです。

グラフにしてみるとこんな感じ。

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棒グラフは取り組んでいること別のパッション量を示しています。黄色のことはつまんなかったみたいですね笑

上がってしまったパッションを、ひとつのもので受け止めるのではなくて、複数のもので受け止めるのです。投資で言うとポートフォリオマネジメント。鬼滅の刃で言うと柱。

この受け止め方をすると、比較的スムーズに気持ちを抑えることができます。

これは、もちろんパッションの投下先にも言えることです。1つのものに集中しないと短期的には結果が出にくいというのは確かですが、1つのものに集中しすぎるとその1つが折れた時に結構辛い思いしてしまいます。

ということから、一般的・長期的には複数のことをやっておいた方が良いのではないかなと思っています。

圧倒的な成功者はだいたい集中しろって言いますけどね。

なので、この選択と集中に答えはありません。時と場合によっても結構コロコロと変わります。

何にどれだけパッションを投じるのか。その選択は、まさにストラテジーです!(キリッ)

まとめ

ということで、当面は学びも多いので毎日投稿スタイルは続けようとは思いますが、パッション面からちょっと分散先も考えないといけないかな、とも思い始めたというお話でした。

また、皆さまに毎日毎日読んで頂くというのも、さすがにしんどいのではないのかなとも思っています。

ワンノブゼムの中の、1つのオプションとして、適当にお時間ができた時にでもふらっと立ち寄って頂けたら大変幸いです。

無理なく、ほどよく、息長く。

続けることは、それ自体にとても価値があることだと思っています。

本当にいつもお付き合い頂きまして有難うございます。このnoteが何かのお役に立っていれば大変幸いです。

ではでは。


<このnoteを書いたしょこらはこんな人です>


最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!頂いたサポートは、noteを書きながら飲む缶コーヒーになっています。甘くて素敵な時間を頂きまして、とっても幸せです。