対等に尊敬し合える人がいれば、そこが最高の職場
本当に、その有り難さは海より深いもの。
先日、Z世代(1990年半ば~2000年前半生まれの世代)の調査を手伝っていると、気になる記事が。そこに載っていたのが、Z世代の「対等でいたいという欲求」です。
デートについての記事でして、どちらがプランを決めるというわけではなく、アバウトな割り勘で、日常の延長線上のデートを好むと書いてありました。なお、本当かは裏付け取っておらず不明。
私はミレニアル世代(1980年~1990年半ば生まれの世代)なので世代は異なるものの、特にこの「対等でいたい」と言うという気持ちはもの凄く良く分かります。
これまで働いてきた職場を思い返してみると、楽しかったなと思った職場は、一緒に苦労をした、対等ぐらいな関係の人の顔が浮かぶものです。
働く「理由」には、仕事内容や、自分の成長に繋がるか、それこそお給料が高いかなど色々あると思うのですが、 働いて「楽しいかどうか」を決めるのは、一緒にいる人次第なのではないかなと思ったりもします。
私のケースでは、ものすごく成長できて、振り返るとまあ良い経験だったなと思えるような職場でも、一人でもう一回やるかと言われると、まあないですねとなります。
一方で、もの凄くしんどくて、二度とやりたくないと思うような内容の仕事でも、その時に良い人が一緒にいてくれたので、むしろ楽しかったと思ったようなこともあります。
そして、そんなしんどい職場だったとしても、あの人と一緒だったらどうするかと聞かれると、それは結構どうしようかなと悩んでしまうのです。
このように、個人的には一緒に働いている人が幸せや満足度に与える影響というのは、ものすごく大きいものと感じています。
お互い尊敬できて、それでいて、対等でいられるような人がいるような職場は、仕事内容はともあれ、本当に楽しい職場なのではないでしょうか。
ただ、人を頼りにすることの悪いところで、職場における人の関係は意外にそこまで長く続かないものです。経験的には3年から5年続いたら相当長い方かなと思います。
なので、そんな最高の人と一緒に働けるということは、最高の職場の条件にはなるものの、目的はしてはいけないのかなとも思ってもいます。
人はそれぞれ自身の人生があるものです。その人がいるからその職場を選ぶというのは、それは依存しているだけであって、いずれ対等な関係でもいられなくなってしまうのではないかなと。
それよりも、お互い目的があって、それでもその時は一緒に働ける。そんな人こそが本当に対等な人なのではないかと思うのです。
今そんな人がいる方は、その幸せを満喫して下さい。まだそんな方が見つかっていない方は、きっとこれから現れるはずです。
そして私のように、そんな人が過去にいたという人は、その幸せな記憶と共に、その人に恥じない働きをしたいですね。
まあ、そんな幸せな環境も、その時には気がつかなかったりするのですけれどもね。変化があって初めて、その有り難みに気が付けるものです。
もし、どなたかの顔が浮かんだ方は、その方にちょっと感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
と、なんだか昔を思い出してしまった、今日なのでした。
皆様が、ハッピーに日々を過ごせますように。
ではでは。
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