スタンスを取ることで、全てが始まる
もう、先日もケチョンケチョンでした。
何回やっても終わらない会議。何か気に障ること言ったかなと疑うぐらいに、ものすごく細かい話になってしまっています。
昔、キムタク主演のHEROというドラマで、相手が病むまで論点を出し続ける弁護士(=松本幸四郎)がいたのですが、 それを思い出してしまう勢いです。ちょっと例が古すぎたか…
まあ一方で、議論が進んでいると言えば進んでいるような状態ではありますので、やっぱりスタンスを取るというのは大切だなと思うわけです。
スタンスを取るんだ
少し前にTweetしたスライドなのですが、 スタンスを取ることはとても大切だと思っています。
スタンスを取っての議論というのは、その意見が正しいかどうかの、検証として議論が進みます。仮説検証型な議論の進め方ですね。
この仮説検証型な議論の進め方というのはとても大切で、議論の結果、一応その論点については受け入れ可能かの結論は出るわけです。
例え意見が却下されたとしても、エジソンの言葉を借りれば、上手くいかない方法が発見されたということで、それはそれで一歩前進ということです。
スタンスを取れば誰かに愛される
これは議論に限ってではなくて、何事においてもそうです。一見、スタンスを取ることはその意見以外の人に相手にされなくなるように見えます。
一方で、上の図のように、スタンスを取らない方が、真ん中の丸のように小さい範囲でしか響かないのです。
賛成なのか、反対なのか。自分がどう思うかだけでも、自分の意見として持つこと。それを通じて、初めて誰かに愛してもらえるのかなと思います。
捨てる神あれば拾う神あり。皆の意見をおもんばかるよりも、ちゃんと軸を持った方が、拾ってくれる人も出てくるものです。
ただそれが極論になってしまうと、これまた図のように小さな範囲にしか響かなくなってしまいますので、行き過ぎないようにも注意したいですね。
一番簡単な意見の作り方
実は私も、自分の意見を持つことが苦手でした。それで、コンサルファームでものすごく苦労したわけなのですけれども。前に何かで書きましたね。
この自分の意見が無いことを克服する一番簡単な方法は、何でもいいからとりあえず決めることです。
私、新しいレストランに行ってメニューに迷ったら、とりあえず一番上を頼むのです。一番上だから、一番自信があるのだろうという理由です。
これです。この理屈になってるのかどうかわからない理屈。これを何事にも付けることで、段々と自分の意見を持てるようになっていくのです。
よくわからないけど、とりあえず選ぶ。そして後付でそれをなぜか説明していく。その繰り返しです。
ランチや夕食のメニューで何が良いと聞かれているのに「何でもいいよ」と答えてはいけないのです。
「昨日和食で、その前は洋食だったから、今日は中華かな。」とりあえず、そんな感じで理屈を付けていくこと。
こうしているうちに、徐々に自分の意見を持つ事ができるようになってくるものです。そして、それがスタンスを取ることに繋がっていくのです。
スタンスを取るんだ(2回目)
ちょっと食べ物の例が卑近すぎたかもしれませんが、ただ本当に私こうやって、自分の意見を作る練習をしていたものでして。
そして今こうして、「スタンスを取るべきだ」というスタンスを取っているのです。
何事も小さなコトの積み重ねなのかなと思います。そしてその小さな積み重ねの先に、段々と自分が求める自分になれると思うのです。
そのためにはやはり、上手くいくかどうかを繰り返し検証して検証して検証する。それしか無いのかなと思ったりするわけです。
そして、検証にあたっては、ちゃんと自分の意見を持ってやってみること。やっぱり、スタンスを持つことが大切なのです。
ちょっと意見を持つのが苦手という方は、今日のランチを決めてみましょう。その繰り返しで意見は出来ていきます。
また、「なんでもいいよ」と答えがちなそこのあなた!気持ちはわかりますが、とりあえずスタンス取って下さい!
夕食のメニューが決まりません!涙
ではでは。
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私の心の中での公認会計士出身3巨頭の一角、勝間和代さんの一冊です。とにかくスタンスが強い方でして、スタンスの取り方のお手本です。この断る力が出版された時は、会社で仕事を断る人がもの凄く増えたのだとか。何でも断れば良いというわけではないのですが、断るスタンスは大切です笑
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